
ジョージ・ラッセル、危険行為で処分「極度に苛立っていた」カナダGPリタイア後のヘッドレスト投棄を謝罪
2026年F1第5戦カナダGPの決勝レース後、ペドロ・ラミーを含む4名のスチュワードは、危険な状況を招く行為があったとして、ジョージ・ラッセル(メルセデス)個人に対し、5000ユーロの罰金を科す裁定を下した。
ただし、12カ月間の執行猶予となった。今後1年間にわたって同様の違反を犯さない限り、実際に支払いを求められることはない。
ヘッドレスト投棄で安全規定違反
首位を走りながらもパワーユニットのトラブルによりリタイアを余儀なくされた後、ラッセルはレース中のコースに向かってヘッドレストを投げ捨てた。これが、FIA国際競技規則(ISC)第12条2項1号hの違反に該当すると判断された。
これは、危険な状況を招くあらゆる危険行為、または合理的な安全措置を講じないことを禁じるルールだ。
RUSSELL OUT ❌
Heading onboard as George Russell gets out of his stricken Mercedes ⬇️#F1 #CanadianGP pic.twitter.com/cKzyCh0hgA
— Formula 1 (@F1) May 24, 2026
謝罪を受け入れ、執行猶予付きに
スチュワードによると、ラッセルは聴聞で、レースを完走できなかったことで「極度に苛立っていた」と釈明。自身の行為を「恥ずかしく思っている」とし、スチュワードに謝罪するとともに、良い模範とならなかったことを認めたうえで、公の場でも謝罪することを申し出たという。
スチュワードはこのラッセルの姿勢を評価し、謝罪を受け入れた。自身の非を素直に認めたことが、執行猶予付きという寛大な裁定につながったものとみられる。
このリタイアにより、レースはチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリが制した。選手権首位に立つアントネッリは、この日の勝利によりラッセルとのポイント差を43点に拡大した。
2026年F1第5戦カナダGPでは、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がトップチェッカーを受けて4連勝を飾った。2位はルイス・ハミルトン(フェラーリ)。3位表彰台にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が滑り込んだ。
モンテカルロ市街地コースを舞台とする次戦モナコGPは、6月5日(金)のフリー走行1で幕を開ける。