レッドブル、独ニュルのノルドシュライフェでF1マシン走行へ
2023年9月9日に行われるニュルブルクリンク12時間レースの併設イベントの一環としてレッドブルは、「緑の地獄」の異名を持つ1周約20.8kmのノルドシュライフェ(北コース)でF1マシンのデモ走行を行うようだ。
ノルドシュライフェで最後にグランプリが開催されたのは47年前に遡る。GPコースではF1アイフェルGPの名の下に2020年に開催されているが、ニキ・ラウダの事故の影響もあり北コースでのレースは1976年を最後に途絶えた。
デモ走行としても、2013年にミハエル・シューマッハがニュル24時間のサポートの一環としてメルセデス「W02」を駆って以来の事となる。
詳細は追って発表との事で持ち込まれる車両は明かされていないが、ノルドシュライフェはFIAグレード3規格しか取得していないため、少なくとも直近3シーズンのハイブリッドマシンを走らせる事はできず、V8自然吸気エンジン車両が予想される。
2月のバサーストでのデモ走行ではリアム・ローソンがドライブしたが、今回は一体誰がステアリングを握るのだろうか。
1週間後の週末にシンガポールGPが控えているためマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのレギュラー組は難しいだろう。この手のプロモーションイベントでの走行を担うのは本来、サードドライバーのダニエル・リカルドの役割だが果たして。
この「レッドブル・フォーミュラ・ニュルブルクリンク」のイベントチケットは12時間レースの観戦付きで59ユーロ(約8,475円)、土曜のみのデイチケットは39ユーロ(約5,622円)で販売が開始されている。