レッドブルF1に試練、ハジャーのクラッシュでテスト復帰に不透明感「本当に残念」とメキーズ

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2026年型マシン「RB22」の初走行で順調な滑り出しを見せたレッドブル・レーシングだが、2日目のセッションを終え、思わぬ課題に直面した。アイザック・ハジャーがクラッシュを喫したことで、チームは今週中の走行再開に不安を抱える状況となった。

ウェットコンディションに見舞われた火曜日午後のセッションで、ハジャーは最終コーナーでコントロールを失い、車体後部をバリアに衝突させた。チーム代表を務めるローラン・メキーズは、現時点では損傷の全容を精査している段階だと説明する。

「マシンの修理に全力を尽くし、次に何ができるのかを見極めることになる」と述べ、現時点ではコース復帰の目処が立っていない状況であることを示唆し、「ああいった形で終えることになってしまい、本当に残念だ」と漏らした。

「今夜の最優先事項は、クルマの損傷状況を評価し、今後数日で走行できる可能性がどれほどあるかを見極めることだ」

「残りは1日しかない。だからこそ、そのカードを慎重に切る必要がある。この分析には、まだ数時間かかる」

この事故がハジャーのミスによるものか、それとも車体側の技術的なトラブルによるものかは明らかになっていない。

ピットレーンで様子を見守るローラン・メキーズ(レッドブル・レーシング代表)とベン・ウォーターハウス(レッドブル・レーシング-パフォーマンス部門責任者)、2026年1月26日(月)-F1シェイクダウン初日(カタロニア・サーキット)Courtesy Of Red Bull Content Pool

ピットレーンで様子を見守るローラン・メキーズ(レッドブル・レーシング代表)とベン・ウォーターハウス(レッドブル・レーシング-パフォーマンス部門責任者)、2026年1月26日(月)-F1シェイクダウン初日(カタロニア・サーキット)

今回のテストでは、各チームに最大3日間の走行枠が与えられている。レッドブルはすでに2日間を消化しており、残された走行機会はあと1日のみだ。翌日に無理をして走る必要はない。

ただし、気がかりなのはスペアパーツの状況だ。新車投入の初期段階ではパーツの在庫が限られるケースが多い。ファクトリーから取り寄せるための待機時間が生じる可能性もあり、場合によってはテスト最終日までにクルマの修復が間に合わないシナリオも考えられる。

この影響は、エースであるマックス・フェルスタッペンのプログラムにも及ぶ。フェルスタッペンは火曜日の午前中、ドライコンディションで「1ラン」のみ走行しただけで、本格的な走り込みはできていない。

メキーズは「バルセロナの数日間だけで、すべてのチェックリストを消化するのは不可能だ。常に優先順位をつける必要があるし、問題が出てきた時や、追求すべき興味深い方向性が見えた時には、柔軟にプログラムを適応させなければならない」と語り、状況に応じて臨機応変にプログラムを組み替えていく姿勢を強調した。

初日に100周以上を走破し、高いポテンシャルを示したハジャーとRB22だが、クラッシュの代償は決して小さいものではなかった。レッドブルはこの難局を乗り越え、貴重な残り1日のテスト枠をフェルスタッペンに充てることができるのか。チームの分析作業は、夜遅くまで続きそうだ。