
レーシングブルズF1、角田の2025年愛機「VCARB 02」のシェイクダウン日程を延期
角田裕毅が所属するレーシング・ブルズ(旧RB)は、イモラで実施したTPC(過去車両テスト)に続き、2月17日(月)に2025年型マシン「VCARB 02」のシェイクダウンを予定していた。しかし、F1公式イベント「F1 75 Live」の影響を受け、計画の変更を余儀なくされたようだ。
F1の商業権を持つリバティ・メディアは、各チームに対し「F1 75 Live」でのリバリー独占公開を求めている。このため、すでに新車を発表済みのマクラーレンやウィリアムズも、正式なリバリーではなくワンオフカラーでの公開を選択した。
伊 AutoRacer によると、レーシング・ブルズはフィルミングデーを利用し、イベント前日にシェイクダウンを実施する計画だったが、最終的に延期を決断。正規リバリーでのシェイクダウンを予定しており、リーク画像の流出を防ぐ意図があるとみられる。
新たな計画では、「VCARB 02」の初走行は2月19日(水)にイモラ・サーキットで実施される予定。この日はフェラーリの2025年型マシン「SF-25」もフィオラノで初走行を予定しており、イタリアを本拠とする両チームの新車が同日にデビューを迎えることになる。
噂によると、「VCARB 02」は車体全体の空気の流れを最適化するため、新設計のフロントウィングを備え、これと連動する形で、2024年型レッドブル「RB20」で採用された「逆L字型の冷却インレット」と「シャークマウス型サイドポッド」が導入される見通しだ。