株式会社日本レースプロモーション（JRP）は、2025年の全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ（SUPER FORMULA）の名誉総裁として、瑶子女王殿下が御就任されることを発表した。

JRPは以前より瑶子女王殿下に名誉総裁への就任を要請しており、2025年2月19日付で正式にお受けいただいた。御就任期間は、2025年3月7日（金）から11月23日（日）までとなる。

JRP近藤真彦会長のコメント

JRPの取締役会長である近藤真彦氏は、瑶子女王殿下の名誉総裁御就任に際し、次のようにコメントした。

「このたび、瑶子女王殿下に2025年全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズの名誉総裁に御就任いただきました。このことは、モータースポーツに関わるすべての者にとりまして、大変光栄であり、喜びであり、励みとなるものでございます」

「かねてより瑶子女王殿下をSUPER FORMULAの名誉総裁に御推戴申し上げたい旨お願い申し上げておりましたところ、関係各所の御尽力を賜り、正式にお受けいただけることとなりました。改めまして関係者の方々に対しまして厚く御礼を申し上げます」

「瑶子女王殿下には、これまで東京モーターショーやジャパンモビリティショーの総裁を務められ、自動車産業の発展に多大な貢献をされております。また、昨年には時速300kmの世界で戦うレーシングアスリートを称え、未来を担う子どもたちにモータースポーツやクルマの楽しさを伝えるため、『第1回瑶子女王杯 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第4戦富士大会』を開催され、特別名誉総裁として御就任いただきました」

「JRPは今回の御就任を受け、将来にわたって日本の頂点を目指すドライバーたち、さらにはフォーミュラドライバーを夢見る子どもたちに対して、より大きな夢や希望を与えられるよう、競技の普及と発展に向けて邁進してまいります」

「今後とも皆様の御理解と御支援をお願い申し上げます」

瑶子女王殿下とモータースポーツ

瑶子女王殿下は、これまでも日本の自動車産業とモータースポーツの振興に尽力されてきた。

東京モーターショーやジャパンモビリティショーの総裁を務められたほか、2024年には「瑶子女王杯 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第4戦富士大会」を主催。これは、次世代の子どもたちにモータースポーツの魅力を伝えることを目的とし、多くの関係者の支持を集めた。

また、4月2日（水）に開催予定のF1デモランイベント「Red Bull Showrun x Powered by Honda」においても総裁を務められる予定だ。

2025年シーズンのスーパーフォーミュラは、3月7日（金）に開幕し、11月23日（日）の最終戦を以て締め括られる。瑶子女王殿下の後援のもと、日本最高峰のフォーミュラカーレースがどのように進化していくのか、注目される。