レースエンジニアのマイク・ラグと話をするレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー、F1バルセロナ合同テスト7日目
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ピエール・ガスリー、クラッシュをチームに謝罪「ターン9でミスをしてしまった」F1テスト7日目

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レッドブル・ホンダのピエールガスリーは、2月28日(木)に行われたF1バルセロナ合同テスト7日目を振り返って、午後に発生したクラッシュは自身のミスに起因するものであった事を明らかにし、チームに謝罪した。

直近のライバルであるメルセデスとフェラーリがテスト後半に立て続けに失速する中、3強の一角を形成するレッドブル・ホンダは、無傷のままテスト1の好調を維持。メルボルンでの開幕戦に向けて、勢いそのままにバルセロナを後にするかに思われたが、この日はミルトンキーンズのチームガレージにため息が漏れた。

午前にC5コンパウンドで4番手タイムを記録したピエール・ガスリーは、ランチブレイクを挟んでレースシミュレーションに着手。C3タイヤで1分24秒前後のスティントを刻んだ後にピットインし、コースに戻ったその直後、鋭角に曲がる高速の左コーナーでクラッシュを喫した。

本人に怪我はなかったものの、車体後部は大きく損傷しRB15は大破。時間内にコースに復帰することは叶わず、ガスリーにとってのテスト最終日は悔しい結果に終わる事となった。

ターン9でミスをしてしまった

ピエール・ガスリー順位: 4位, 周回数: 65周

今日はこれまでよりもパフォーマンスを引き出せたし、多くのことを学んだ。まだやらなきゃならない事は山積みだけど、全体として僕らは満足している。トータル的に見てクルマの感触は良いし、シャシーもエンジンもかなり良いからパッケージ全体としても良好だ。

今日の午後、9コーナーでミスをしてしまいマシンのコントロールを失ってしまった。かなり大きなクラッシュだったけど僕は無事だ。少し動揺しているけど大丈夫。ただ、ガレージのみんなには本当に申し訳なく思っている。彼らにとって今夜は(修復作業に追われる)長い夜になってしまうからね。

でも明日はマックスがクルマに戻ってくるし、そのことが重要だ。僕らはポジティブな面を見据えている。テスト最終日の締め括り方としては理想的ではないけれど、四日間に渡ってかなり多くのラップを重ねられたし、そのことは前向きな材料だと思う。パフォーマンスも良いしね。

パッケージから最大限の性能を引き出す方法を学ばなきゃならない。メルボルンには出来る限りベストな車を持ち込みたいと思ってる。


この日最速を刻んだのは、連日マシントラブルに苦しんでいたフェラーリのシャルル・ルクレール。トロロッソ・ホンダの新人アレックス・アルボンを抑えて1分16秒231を記録した。

シーズン前F1バルセロナ合同テスト最終8日目のセッションは、3月1日金曜現地9時、日本時間17時からスペインのカタロニア・サーキットでスタートする。