スクーデリア・トロロッソのフランツ・トスト代表
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トスト代表、テスト結果に確かな手応え…車体とエンジン双方に強い満足感 / F1テスト4日目

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第一回バルセロナ合同テストを振り返ったスクーデリア・トロロッソのフランツ・トスト代表は「成功裏に終える事が出来た」と述べ、車体とエンジン双方に確かな手応えを得ている事を強調した。

ホンダ製F1パワーユニットを搭載した今季STR14は、4日間テスト期間中に深刻なトラブルを起こすことなく、初日を除いて100周超えを連発。アレックス・アルボンとダニール・クビアトの二人合わせてトータルで482周を走り込んだ。

ラップタイム的には初日に6番手、2日目に4番手と徐々にペースを上げ、3日目にはクビアトが全体のトップタイムを記録。最終4日目にもアルボンが2番手につけてみせた。テストでのタイムシートに大きな意味はないものの、少なくともファエンツァのチームの行く先が悲観的でない事は間違いない。

4日間のテストは成功裏に終了

フランツ・トストチーム代表

バルセロナでの最初のプレシーズンテストを成功裏に終える事ができた。クルマは四日間を通してきちんと走りきり、パフォーマンスと信頼性の両方の点で良い結果を得ることができた。ダニールとアレックスにとってはSTR14で走るのはこれが初めての機会であったが、二人とも非常に良い仕事をしてくれて、マシンとホンダのパワーユニットについてポジティブなフィードバックを返してくれた。

クルマを更に改善していくためにはまだやるべき仕事が山積みだが、今回のテスト1では合計482周を走りきることができ、チームとしても素晴らしい仕事が出来たと思う。走り込めたおかげで多くのデータを収集することができた。

更なるステップアップを目指すために、手元にはすでに来週用の膨大なテスト項目が用意されている。特に午後のセッションではそうなのだが、今年のバルセロナは非常に良い天候に恵まれており、風はそれほど酷くもなく、テストに適したトラックコンディションの中で走れている。その結果、今回得られたデータは、メルボルンでのシーズン開幕に向けて非常に意義のある生産的なものになっている。


第一回目のテスト最終4日目をトップで締め括ったのは、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグ。セッション終盤に、それまでトロロッソ・ホンダのアレックス・アルボンが手にしていた最速の座を奪い取った。最多周回はアルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィ。154周を走り込みレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーを抑えた。

第二回F1バルセロナ合同テストは2月26日(火)から3月1日(金)までの4日間に渡って、スペインのカタロニア・サーキットで行われる。