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国営ペトロナス、セパン・インターナショナル・サーキットの命名権を取得
セパン・インターナショナル・サーキット(SIC)は2023年10月31日(火)、ロードレース世界選手権(MotoGP)マレーシアGPの開幕に先立ち、同国の国営石油大手ペトロナスとの3年に渡るネーミングライツ契約を発表した。今後は「ペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキット」を名乗る。
このパートナーシップについてSICのアザン・シャフリマン・ハニフ最高経営責任者(CEO)は、「より多くの世界クラスのイベント開催に向けた新たな機会への扉を開くものだ」と語った。
また、ペトロナスのグループ戦略広報担当シニア・ゼネラル・マネージャーを務めるダティン・アニタ・アズリナ・アブドゥル・アジズは、「これは単なる命名権に留まるものではありません。世界クラスのイベント開催を推進し、新たな才能を育成し、そして世界的な舞台でマレーシアの国力を示すことへの我々の献身を意味するものです」と語った。
当時の首相、マハティール・ビン・モハマドによる近代化政策の一環として建設されたSICは1999年に開業。コースデザインはヘルマン・ティルケが担当した。
以降、FIA-F1世界選手権マレーシアGPの舞台を務めてきたが、2017年を最後にカレンダーから姿を消した。
ペトロナスは英国ブラックリーのチームがブラウンGPからメルセデスへと改称された2010年以来、ルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルを擁するF1チームのタイトル・スポンサー兼テクニカルパートナーを務めている。