モンテカルロ市街地コースのカジノ前を通過するアルファタウリのピエール・ガスリー、2022年5月28日F1モナコGPフリー走行3
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2022 F1モナコGP PU投入状況:ピエール・ガスリーが交換を実施

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国際自動車連盟(FIA)のF1テクニカル・デリゲートによる発表を元に、2022年F1第7戦モナコGPにおける各ドライバー毎のパワーユニット(PU)投入状況を以下にまとめる。

昨年のレースでのオーバーテイクがDRSを使ったものを含めて0回であった事が象徴的なように、モンテカルロ市街地コースにおける降格ペナルティは致命的で、またエンジンパワーがラップタイムに与える影響が低いため、例年、PU交換は少ない。

今週末はピエール・ガスリー(アルファタウリ)が5基目のエキゾーストを開封したのみ。初日プラクティスでMGU-Kが破損したバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)とミック・シューマッハ(フェラーリ)はストック済みの中古品に載せ替えたようだ。

2日目に向けてはマクラーレンがカーフュー(深夜作業禁止令)を破り作業に取り組んだ。FP2でクラッシュしたダニエル・リカルドのマシンの修復のためだろう。新品ギアボックスを開封した。今季3基目となるため、ペナルティなしに使えるのは後1基のみだ。

V6ハイブリッド・ターボ導入9年目の今年はICE、ターボ、MGU-H、MGU-Kが各々年間3基まで、CE、ESは各2基まで、そしてエキゾースト・システムは年間8セットまでに使用が制限されている。

F1モナコGP:パワーユニット投入状況

Team Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
メルセデス G.ラッセルRUS 2 2 2 2 1 1 2
L.ハミルトンHAM 2 2 2 2 1 1 2
レッドブル・RBPT M.フェルスタッペンVER 1 1 1 1 1 1 2
S.ペレスPER 1 2 2 1 1 1 3
フェラーリ C.ルクレールLEC 2 2 2 2 1 1 3
C.サインツSAI 2 2 2 2 2 2 3
マクラーレン・メルセデス D.リカルドRIC 1 1 1 1 1 1 1
L.ノリスNOR 2 2 2 2 1 1 2
アルピーヌ・ルノー F.アロンソALO 4 4 4 4 3 3 4
E.オコンOCN 2 2 2 2 2 2 2
アルファタウリ・RBPT P.ガスリーGAS 3 3 3 3 2 2 5
角田裕毅TSU 3 3 3 3 1 1 3
アストンマーチン・メルセデス L.ストロールSTR 1 1 1 1 1 1 1
S.ベッテルVET 2 2 2 2 2 2 2
ウィリアムズ・メルセデス A.アルボンALB 1 1 1 1 2 2 1
N.ラティフィLAT 1 1 1 1 1 1 1
アルファロメオ・フェラーリ V.ボッタスBOT 2 3 3 2 2 2 4
周冠宇ZHO 2 2 2 2 1 1 3
ハース・フェラーリ K.マグヌッセンMAG 2 2 2 2 2 2 3
M.シューマッハMSC 2 2 2 2 2 2 3

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