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半年振りの走行、しかも去年とはまるで異なるF1マシンに乗り、直ぐさま競争力を発揮したジェンソン・バトン。27日土曜に行われたF1モナコGP予選では見事予選Q3に進出し、バトンはレースドライバーとしての高い能力が健在であることを世界中に示してみせた。
惜しむらくは、彼の責任の及ばない領域で下された15グリッド降格ペナルティだ。ホンダ製MGU-Hに問題の兆候が発見されたためにチームはこれを交換、バトンの乗るフェルナンド・アロンソのマシンにペナルティが科せられた。これによってバトンは明日の決勝を20番グリッドからスタートすることになるが、2009年F1王者は自身を「最高にラッキー」と語る。
バトン:モナコGP予選を終えて
ジェンソン・バトン予選: 9位, FP3: 12位
「色々と楽しかったよ。フリー走行は上手くいったけど、予選ではマシンの微調整が必要な感じだったんだ。僕はまだ学習中だけどね。性能の落ち方や持続性という点で、今年のタイヤは昨年のタイヤとは全然違うんだ。最後の数パーセントを引き出そうとするのは難しかったよ」
「でもまあハッピーだよ。今年唯一の予選で9番手だったわけだから。…スタートは20番手だけどね!こんなチャンスは全く期待してなかったから素晴らしい思い出になるよ。こんなモンスターみたいなすごいマシンでモナコを駆け抜けられるんだから、最高にラッキーさ。全てが終わったら、この9位って思い出とともに家に帰るよ」
2017年第6戦F1モナコGP2日目の詳細については、FP3結果とダイジェストと、予選結果とダイジェストをそれぞれ参照されたい。