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F1公式サイトは2017年のメキシコグランプリ決勝レースの模様を5分59秒にまとめたハイライト動画を公開した。レースはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが通算3勝目を上げ優勝、2位はバルテリ・ボッタス、3位はキミ・ライコネンという結果だった。
エルマノス・ロドリゲス・サーキットは週末を通してドライコンディションに恵まれた。レースはタイトル争いの真っ只中にいるセバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンが接触するシーンから始まった。ダメージを追った両者は緊急ピットイン、隊列後方に沈んだ。
2位以上が絶対条件のベッテルは驚異的な追い上げを見せるも時間切れ、4位フィニッシュに留まり最終戦前にハミルトンの4度目のワールドチャンピオンが確定した。
F1メキシコグランプリ決勝動画の主な内容
コメンテーターはデイビット・クロフトとマーティン・ブランドルの2人。
ポール・ポジションのベッテルは1周目の1コーナーで2番グリッドのフェルスタッペンに追い抜かれ、続く2コーナーで左フロントウイングを接触させた。これに乗じて前に出たハミルトンだが、3コーナーで右リアタイヤがベッテルのウイングとぶつかってしまった。
ハミルトンのタイヤはパンクし、ベッテルのウイングは大きく破損した。1周目を走り終えた両者は急遽予定外のピットインを強いられ、ソフトタイヤに履き替えコースへ戻った。
ルノーエンジン勢にとっては何時ぞやのマクラーレン・ホンダのように怒涛のエンジントラブルが発生。デビュー2戦目のブレンドン・ハートレーを含む計4台がリタイヤを喫した。
母国メキシコの英雄セルジオ・ペレスがハースをオーバーテイクした際には、地鳴りのような大声援が送られた。ペレスは7位でチェッカーを受けた。
レース終盤の68周目にはマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソとハミルトンとがバトルを繰り広げた。サイド・バイ・サイドの大激戦に、スタジアムセクションの観客は総立ちになった。
フェルスタッペンの優勝はハミルトンの4度目のタイトルの前に霞んでしまい、話題はすべてハミルトンがかっさらった。
レースの詳細については、2017年F1メキシコGP決勝結果とダイジェストを参照されたい。