アロンソ同様に苦戦を予想するバンドーン「長い直線もあるし標高も高い…」F1メキシコGP《preview》
ストフェル・バンドーンもまた、フェルナンド・アロンソ同様にメキシコGPの苦戦を予想している。舞台となるエルマノス・ロドリゲス・サーキットは標高約2300mの高地に位置している。そのため海抜0m地点と比較して22%も空気が薄く、ターボチャージャーに高い負担がかかる。
ホンダエンジンはグリッド上で最も信頼性が低いパワーユニットだと考えられており、マクラーレン・ホンダは前戦アメリカで2台ともがエンジントラブルに見舞われた。空気の薄い高地では、ターボチャージャーを通常よりも高回転で稼働させる必要があるため、エンジンへの負荷が大きい。
ロングストレートに加えて標高が高いから余計に厳しい
ストフェル・バンドーンもうペナルティーは御免
メキシコシティが今どういう状況に置かれているのかはよく知ってる。あんな恐ろしい地震があったなんて…被害にあってしまったメキシコの人を手助けしたいと思ってるし、彼らの幸運を祈ってるよ。
メキシコGPはマクラーレン・ホンダにとって難しいレースになるんじゃないかな。ロングストレートに加えて標高が高いから余計に厳しいよ。オースティンでパワーユニットを交換してるから、(アロンソは別として)僕のガレージ的にはメキシコはノーペナルティでお願いしたいところだけど、現時点ではあらゆる可能性を視野に入れているよ。何が必要になるかは金曜日まで分からないからね。
最後にメキシコに行ったのは2年前なんだ。ホント楽しかったよ。街の中心に滞在したんだけど、サーキット全体の雰囲気がマジで最高だったのを覚えてる。また行けるなんて楽しみだよ。ファンの皆は素晴らしい。サーキットの中で一番ヤバイのはスタジアムセクションなんだ。すっごい人だかりなんだよ。
メキシコでのレースに向けて、エンジニアのみんなと一緒にシミュレーターを使って準備をしてきてるんだ。金曜日には初めてコースを走れるからドキドキワクワクだよ!
2017年F1第18戦メキシコGPの舞台はエルマノス・ロドリゲス・サーキット、日本時間10月28日(土)深夜0時からのフリー走行で幕を開ける。