フェルナンド・アロンソは、F1メキシコGPがマクラーレン・ホンダにとって厳しいレースになるのは避けられないと考えている。アロンソは先週末のアメリカGPでMGU-Hのトラブルによってリタイヤを喫しており、メキシコGPではエンジン交換によるグリッド降格処分が下される見込みだ。熱エネルギーの回生を司るMGU-Hはホンダにとって今季の鬼門となっており、幾多ものレースを台無しにしている。

ホンダのF1総責任者を務める長谷川祐介はメキシコGPでの新エンジン投入を示唆しているが、アロンソも「最後尾スタートは避けられそうにない」と語り、最新版エンジンを使うことになるだろうとの見解を示した。改良された”スペック3.8″エンジンはパワーが改善されているとみられている。

厳しい戦いを強いられるのは間違いない

フェルナンド・アロンソたぶん後方からのスタートになる

つい最近メキシコで発生した地震に僕らの誰もが心を痛めている。この本当に困難な時に、僕らとしては可能な限りのサポートをしたいと思ってるよ。

メキシコシティで受ける歓迎は世界最高レベルだし、サーキットの至る所、スタジアムセクションでは特にだけど、ファンのみんなの温かさを感じるんだ。あの声援は信じられない位すごいんだ。個人的には、ホテルまでの移動やチェックインなんかで母国語が使えるから楽ちんなんだよね！まあ冗談はさておき、メキシコもメキシコの人達も大好きだよ。彼らにふさわしいレースを披露したいと思ってる。

アメリカGPでエンジントラブルが出てしまったから、決勝は恐らく後方からのスタートになると思う。マクラーレン・ホンダにとって難しい週末になるのは間違いないよ。このサーキットはトラフィックも多いしオーバーテイクも難しいしね。でも、アメリカGPの金曜フリー走行の時に新しいパーツをたくさんテストできた点はポジティブだしすごく満足してるんだ。これをメキシコで活かしたいね。

2017年F1第18戦メキシコGPの舞台はエルマノス・ロドリゲス・サーキット、日本時間10月28日(土)深夜0時からのフリー走行で幕を開ける。

F1メキシコGP特集