F1メキシコGP2016《フリー走行2》結果とダイジェスト

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エルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催された2016年F1メキシコGP2回目のフリー走行。午前中よりも暖かくなり、気温16℃、路面温度33℃。久々(?)にフェラーリのセバスチャン・ベッテルが1分19秒790でトップタイム、1000分の4秒差で2番手にルイス・ハミルトン、3番手にニコ・ロズベルグと続いた。


©@F1

フェラーリのレースペースは良好

フェラーリはキミ・ライコネンがスーパーソフトタイヤを、セバスチャン・ベッテルがミディアムタイヤのロングランを担当。ミディアムのセバスチャンは29周を走行し23秒台とかなり良いペースを叩き出し、全チームの中でもTopレベルのロングランペースとなった。久しぶりにフェラーリの表彰台が期待できそうな気配が漂う。

SSは使い物にならずミディアムが本命?

FP1で見られた傾向だが、FP2でも左フロントのグレイニングに苦しむマシンが多く見られた。特にスーパーソフトタイヤのグレイニングはひどくフロントもリアも10周ほどでボロボロに。決勝では全く使い物にならない可能性が出てきている。参考:「グレイニングとは?

逆にミディアムタイヤは安定感があり、デグラデーションも極めて低い傾向がみられた。ロングランでの本命はミディアムに絞られてきそうな雰囲気。ただし、ピレリが言うように、路面にラバーがガッツリ載ってくると状況が一変してくる可能性があるため、現段階で決めつけてしまうのは時期尚早だろう。

振るわぬレッドブル?

トラブルに見舞われながらも、前戦オースティンで力強いパフォーマンスを見せつけたレッドブル。FP1はリカルド8位のフェルスタッペン14位、FP2はリカルド5位のフェルスタッペン7位と出遅れている感が否めない。もとより、エルマノス・ロドリゲス・サーキットは彼らの得意とする中高速コーナーがほとんどなく、マシンの良さが活きてくるようなサーキットではないのだが。。とは言え、ミディアムタイヤでのロングランはフェラーリと良い勝負をしているため、予選はさておき決勝では活躍を期待できそうだ。

セクター1で健闘をみせるマクラーレン・ホンダ

FP2では、10位にアロンソ、12位にバトンが食い込んだマクラーレン・ホンダ勢。こう言っては失礼であるが、意外にもマクラーレン勢はセクター1での遅れ幅は少なく、どちらかと言うとセクター2で上位チームに遅れを取っていた。と言うのも、コースレイアウトを見るとよく分かるがセクター1は直線2本で構成された所謂エンジンパワーが重視される区間なのである。

セクター2は、シケインと中高速コーナーで構成される区間であり、どちらかと言えばパワーユニットではなくマシンそのものの性能が影響してくる。セクター2での遅れが車体自体に由来するものなのか、はたまたセッティングが決まりきっていないことに起因するものなのかは現時点では不明だが、仮にセッティングの問題が大きいのであれば、上げ幅は大きいだろう。その意味では、初日を終えた今夜、彼らが現状をどのように分析し明日に繋げてくるのかに期待が高まる。


©@McLarenF1

2016年F1第19戦メキシコGPフリー走行2(FP2)リザルト

Pos No Driver Team Time Gap Laps
1 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:19.790 47
2 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:19.794 +0.004 37
3 6 ニコ・ロズベルグ メルセデス 1:20.225 +0.435 46
4 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1:20.259 +0.469 37
5 3 ダニエル・リカルド レッドブル・タグホイヤー 1:20.448 +0.658 43
6 27 ニコ・ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス 1:20.574 +0.784 43
7 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー 1:20.619 +0.829 42
8 77 バルテリ・ボッタス ウィリアムズ・メルセデス 1:20.629 +0.839 41
9 55 カルロス・サインツ トロロッソ・フェラーリ 1:20.974 +1.184 46
10 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ 1:21.003 +1.213 25
11 26 ダニール・クビアト トロロッソ・フェラーリ 1:21.193 +1.403 39
12 22 ジェンソン・バトン マクラーレン・ホンダ 1:21.198 +1.408 39
13 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ・メルセデス 1:21.326 +1.536 45
14 20 ケビン・マグヌッセン ルノー 1:21.442 +1.652 39
15 11 セルジオ・ペレス フォースインディア・メルセデス 1:21.579 +1.789 41
16 30 ジョリオン・パーマー ルノー 1:21.785 +1.995 44
17 94 パスカル・ウェーレイン マノー・メルセデス 1:21.980 +2.190 42
18 9 マーカス・エリクソン ザウバー・フェラーリ 1:21.997 +2.207 42
19 12 フェリペ・ナスル ザウバー・フェラーリ 1:22.037 +2.247 43
20 8 ロマン・グロージャン ハース・フェラーリ 1:22.105 +2.315 14
21 31 エステバン・オコン マノー・メルセデス 1:22.298 +2.508 44
22 21 エステバン・グティエレス ハース・フェラーリ 1:22.408 +2.618 33

コンディション

天気晴れ
気温16℃
路面温度33℃

セッション概要

グランプリ名 F1メキシコGP
セッション種別 フリー走行2
セッション開始日時

サーキット

名称 エルマノス・ロドリゲス・サーキット
設立 1962年
全長 4304m
コーナー数 16
周回方向 時計回り

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