困惑するピエール・ガスリー、原因不明の失速でQ2敗退「昨日はボッタスと僅差だったのに…」

ヘルメットを被りAT03のコックピットに座るピエール・ガスリー(アルファタウリ)、2022年10月28日F1メキシコGPCourtesy Of Red Bull Content Pool

29日(土)のF1メキシコGP公式予選を14番手で終えたピエール・ガスリー(アルファタウリ)は、突如として競争力が低下した理由が分からず「混乱してる」と苦笑いを浮かべた。

ガスリーはイベントの初日の2回のプラクティスを共にトップ10圏内でフィニッシュしたものの、FP3では15番手に後退。予選に向けてクルマに変更を加えたものの、14番手でQ2敗退を喫した。

この日の”ベスト・オブ・ザ・レスト”、6番手を掴んだバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)とは初日に僅差でやりあっていただけに、予選を終えた直後のガスリーは整理がついていない様子だった。

ガスリーは「昨日のプラクティスではバルテリと僅差で争っていたのに、今日は1秒も離されてしまった」として、突然の失速に「動揺したよ。でもどちらかというと混乱しているって言う感じかな」と苦笑いを浮かべた。

Courtesy Of Red Bull Content Pool

エルマノス・ロドリゲス・サーキットを攻めるピエール・ガスリー(アルファタウリ)、2022年10月29日F1メキシコGP予選

前進のチャンスは間違いなくある

ピエール・ガスリー予選: 14位 / FP3: 15位

昨日は本当に良いスタートを切ることができたのに、今日はコースの至る所でスライドするようになってしまい、FP3以降は本当に苦労した。いつもなら予選前に解決策を見つけることができるのに、今回はそれができなかった。

最後のアタックラップにはかなり満足してるけどペースが上がらなかった。残念だよ。明日のレースでは何か試さなきゃならないね。

とは言え、このコースはトリッキーだし、ロングランペースも良くなっているから、前に進んでいくチャンスは間違いなくあるはずだ。


2022年F1メキシコGP予選ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得。2番手にジョージ・ラッセル、3番手にルイス・ハミルトンと、メルセデス勢が続く結果となった。

メキシコGPの決勝レースは日本時間10月30日(日)29時にフォーメーションラップが開始され、1周4,304mのエルマノス・ロドリゲス・サーキットを17周する事でチャンピオンシップを争う。

F1メキシコGP特集

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