フェラーリのロゴの前でマイクを握るマッティア・ビノット代表、F1ドイツGPにてcopyright Ferrari S.p.A.

ドイツGP予選で2台喪失…フェラーリは”病気”を治療する必要がある、とメルセデス

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メルセデスAMGのトト・ウォルフ代表は、F1ドイツGP予選で信頼性不足のために2台を失ったライバルチームに対して「フェラーリは”病気”を治療する必要がある」と指摘した。

週末を通してホッケンハイムを席巻していたフェラーリであったが、肝心の予選では、セバスチャン・ベッテルがターボ関連の問題によってQ1敗退を喫し、シャルル・ルクレールは燃料システムのトラブルのために、Q3で走行できずにセッションを終えた。

フロントロウ独占の可能性が高かった2台のSF90が姿を消した結果、ライバルであるメルセデスとレッドブル・ホンダが利を得た。ルイス・ハミルトンはキャリア通算87度目のポールポジションを獲得し、マックス・フェルスタッペンはフロントロウを手にした。信頼性不足が敵に塩を送る格好となった。

トト・ウォルフ代表は予選を終えて「フェラーリにとっても残念だし、母国グランプリであるセバスチャン(ベッテル)にとっても悔やまれる事となった」と述べ、ライバルの胸中に思いを馳せた。

「フェラーリは病気にかかっている。彼らはそれを治さねばならない。単純に残念だ。我々は激しく競い合うようなチャンピオンシップを求めている」

とは言え、フェラーリが真っ当に予選を走っていれば、メルセデスのポールは極めて難しかっただろう。トト・ウォルフはこの点を認めた。

「セッションが本当に酷い形でスタートした事を思えば、我々にとっては喜ばしいことではあった。自分達のペース不足の理由を掴めていなかったしね」

今季末に契約満了を迎えるバルテリ・ボッタスは今年、予選ペースを改善してきたが、今回はハミルトンに0.362秒という大きな差をつけられ、フェルスタッペンに先行を許す3番手に甘んじた。

「バルテリはさほど離されてはいない。ルイスが途方もないラップをしただけだ。それに重要なのは明日のレースだ。今日と気温が変わらないようであれば、正しい戦略が求められる。バルテリにはまだあらゆるチャンスがあると思う」

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