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イカツさ倍増!2018年のF1セーフティカーが一新、最高速300km/h超えのメルセデスAMG GT Rが登場
フォーミュラ1のオフィシャル・セーフティカーが一新される。メルセデスAMGは20日、2018年シーズンのFIA F1世界選手権に投入する「AMG GT R」の画像を公開した。歴代最高出力となる585馬力を誇るそのスーパーカーは、23日に開幕するオーストラリアGPでデビューを果たす。メルセデスは1996年以降F1にセーフティカーを無償提供し続けている。
「AMG GT R」は同社が手がけるAMG GTシリーズの最高峰モデルであり、0-100km/h(ゼロヒャク)3.6秒、最高速度318km/hを誇る。AMG GT3レーシングカーのドライビング・ダイナミクスを備えるこのマシンは、グリーンヘル(緑の地獄)の異名を取る独ニュルブルクリンクで開発された。
「セーフティーカー」のネーミングとは裏腹にその顔つきは鬼神の如くイカツく、フロントミッドシップに収められた暴力的とも言える4.0リッターV8ツインターボ・エンジンと精巧かつワイルドなデザインのシャシーを兼ね備える。
洗練されたアクティブ・エアロダイナミクスと軽量構造は、セーフティカーに必要とされるダイナミックな走行を可能たらしめる。幅広の前後ウィングは高いコーナリングスピードを生み出し、アクティブ・エアロダイナミクスと大型のエアスポイラー、ダブルディフューザー付きリアエプロンは空力効率を向上させ、最適なグリップを確保する。
メルセデスAMGの歴代F1セーフティカー
- C 36 AMG(1996年-97年)
- CLK 55 AMG(1997年-98年)
- CL 55 AMG(1999年-2000年)
- SL 55 AMG(2001年-02年)
- CLK 55 AMG(2003年)
- SLK 55 AMG(2004年-05年)
- CLK 63 AMG(2006年-07年)
- SL 63 AMG(2008年-09年)
- SLS AMG(2010年-14年)
- AMG GT S(2015年-17年)
- AMG GT R(2018年-)