2022年型F1マシン「MCL36」のファイアアップに臨むマクラーレン・レーシングのメンバー
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4K動画:マクラーレンF1、新車「MCL36」を始動…唸るメルセデスエンジン

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マクラーレンは英国現地1月26日(水)、2022年シーズンのFIA-F1世界選手権に投入する新車「MCL36」を初始動させる様子を収めた4K動画を公開した。渇いたエキゾーストノートがマクラーレン・テクノロジー・センターに響き渡った。

メルセデス製V6ハイブリッド・ターボ搭載車両として2代目となるこのクルマは、今年から導入される新たなテクニカル・レギュレーションに基づき、ウォーキングで設計・開発が行われている。

マクラーレンは昨年、ライバルのフェラーリにトップ3を明け渡し、惜しくもコンストラクターズ選手権4位でシーズンを終えた。トップ3を確保できなかったとは言え、イタリアGPで9年間に渡る無敗記録に終止符を打つなど、今シーズンに向けて大きな収穫を得た。

ドライバーラインナップは変わらず、今季もダニエル・リカルドとランド・ノリスが引き続きステアリングを握る。新車「MCL36」は来月2月11日に発表される。

チームが「MCL36」に寄せる期待は大きい。マクラーレンのザク・ブラウンCEOは「我々は2022年のF1に期待している。その理由は幾つかある」と語っている。

「新しい技術規約はこのスポーツがこれまでに経験した中で最も大きな変化の一つだ。今回の改訂はバーレーンでの初戦に向けて、競争力の予測不可能性を高めるものに留まらない」

「今回のマシン変更はグランドエフェクトを利用した空力特性に重点を置いているが、これによりコース上でのアクションはより豊富なものとなるだろう。これはファンにとって好ましい事だ」

「我々の目標は新旧のファンに対して興奮と感動を与え、そのサポートに報いる事であり、また、素晴らしいチームとこの素晴らしいスポーツに対する共通の情熱を称える事にある」

「2022年シーズンに向けて、恐れることなく前進していきたい」