マクラーレンのザク・ブラウンCEO、2021年6月25日F1シュタイヤーマルクGPにて
Courtesy Of McLaren

マクラーレンF1のザク・ブラウンCEO、新型コロナウイルス感染でイギリスGP欠席

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マクラーレンのザク・ブラウンCEOは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査で陽性反応が確認されたため、16日にシルバーストンで開幕を迎えるF1第10戦イギリスGPを欠席する見通しだ。

チームによるとシルバーストンでのイベントに向けたウイルス検査で、ブラウンCEOを含む3名に陽性反応が確認されたという。

なお3例に関連性はないとの事で、現在は英国政府のガイドラインに従って隔離措置が取られている。チームのスポークスマンは「イギリスGPに向けたチームの活動に影響はない」としている。

3名の体調に加えて気になるのは、レギュラードライバーのランド・ノリス及びダニエル・リカルドと濃厚接触があったかどうかだが、チームはその可能性を否定しており、現状では予定通りイベントに参加する見通しだ。

ブラウンCEOは前戦オーストリアGPを終えて、ウェンブリーで開催されたユーロ2020の決勝やグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに参加。今週末はマクラーレンでの通常業務に加えて、個人コレクションのロータス79を持ち出し、シルバーストンでデモランを行なう予定だった。

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