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マクラーレンF1、ブラジル石油大手ペトロブラスとの技術提携を発表
マクラーレンF1チームは2月20日、ブラジル石油大手ペトロブラス(Petrobras)との技術的パートナーシップ提携を発表した。ブラジル人ドライバーのフェリペ・マッサを起用していたウィリアムズは2016年までペトロブラスと提携、著名な石油企業がF1に戻るのは一年ぶり。
今回の提携によって、マクラーレンは2019年以降ペトロブラスの高性能燃料と潤滑油の提供を受ける。なお、今季は昨年契約したBPカストロールの供給を受け続ける。
ペトロブラス側はマクラーレンを一種の実験場として捉え、オイル性能をリアルタイムで分析する権利を得る。また、契約には技術共有などの他の戦略分野での協力の可能性も含まれている。ペトロブラスのブランドロゴは、マシンやユニフォーム、レーシングスーツ等に掲載される。
マクラーレンのリザーブ兼開発ドライバーであるランド・ノリスは、今季より英国の名門カーリンからFIA F2選手権に参戦。そのチームメイトは、ペトロブラスが支援するブラジル人セルジオ・セッテ・カマラが務める。
マクラーレンCEOのザク・ブラウンはペトロブラスとの提携によって「ブラジル人F1ファンとの関係が深まる事を歓迎」との声明を発表。ペトロブラスの生産開発技術担当ディレクターを務めるヒューゴ・レプソルは、F1の次世代燃料開発への貢献に意欲を示した。