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F1デビュー戦を14位完走で飾ったピエール・ガスリーは、期待以上の結果と語る一方、タイヤマネージメントと青旗への対処方法に関しては経験を積む必要がある、と自身のレースを冷静に分析した。
ガスリーは、レギュラードライバーのダニール・クビアトに代わってトロ・ロッソからマレーシアGPに出走、初めてのF1でのレースながらも、ミスらしきミスも見せず安定した走りを披露した。
チーム代表のフランツ・トストは「最高の仕事をしたと思う。初めての週末にも関わらず堅実なパフォーマンスを示した」と評価するとともに、1週間後に控えたF1日本GPでのガスリーに期待を寄せた。ガスリーは今季日本のスーパーフォーミュラに参戦しており、第一戦で鈴鹿サーキットでのレースを経験している。
終盤にはタイヤに手こずってしまった
ピエール・ガスリー決勝: 14位, グリッド: 15位
僕にとっては初めてのF1レースだったから、すごく特別だったし、忘れられない一日になるよ!良い経験になったし、期待以上の結果になったんじゃないかな。全力でレースをしたし、可能な限り攻めてみたんだ!身体的にはすごく厳しかったよ。ドリンクボトルが上手く機能しなくて、水が顔の周りにダダ漏れしちゃったんだ!長いレースに感じたけど、アドレナリンがガンガン出てたから、最後まで集中できたと思うよ。
レースでは終始マグヌッセンと近かったんだけど、ギャップを縮めるのはかなり難しかったんだ。タイヤマネージメントに関しては、もう少し経験をつまないとダメだね。終盤にはタイヤに手こずってしまったし、ブルーフラッグが出された時の対応も完璧とは言えなかったんだ。だから、少しタイムをロスしちゃったんだけど、あとちょっと経験できれば上手くやれるはずだよ。
今日のレースを振り返って、次の日本GPに向けて改善できる事をすべて洗い出すつもりなんだ。マレーシアでのレースには全体的に満足してるし、良いレースになったと思うよ!
19回の歴史に幕を下ろしたマレーシアGPのレース詳細については、2017年F1マレーシアGP決勝結果とダイジェストを参照されたい。次戦F1日本GPは、10月6日(金)10時からのフリー走行で幕を開ける。