ハースF1チームのウェアをまとったスイス出身のレーシングドライバー、ルイス・デレトラズ

ハースF1、2世ドライバーのルイス・デレトラズをアブダビ公式テストに起用

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ハースF1チームは11月1日、シーズン終了後にヤス・マリーナ・サーキットで行われるアブダビ公式テストに、ルイス・デレトラズを起用する事を明らかにした。スイス出身の21歳は、11月27日から28日にかけて開催される2019年仕様のピレリタイヤテストの2日目にVF-18の走行を担当。アブダビに本拠地を置くADSSグループの支援のもと、F1マシン走行デビューを飾る。

ルイスは、1994・95年にかけてラルースとパシフィックからF1で3レースに出走したジャン=デニ・デルトラズを父に持つ2世ドライバー。今年はチャロウズ・レーシング・システムからFIA-F2選手権に参戦し、モナコとフランスの2回で表彰台に上がり、22戦を終えてランキング11位につけている。2016年にはルノー・スポールの若手ドライバープログラムに参加していた。

「アブダビでF1の公式テストのデビューを飾れるなんてワクワクするよ」とルイス・デレトラズ。「今回のチャンスを与えてくれたジーン・ハース(オーナー)とギュンター・シュタイナー(チーム代表)に心から感謝してる。もちろん、F1ドライバーになりたいという夢に向かっての重要な一歩をサポートしてくれたADSSグループにも同じ様にね」

「シーズンの終わり方としては完璧だよね。僕は今年継続的に成長してきたし実力を示してきた。VF-18をドライブする前に、ブラジルとアブダビでハースと行動をともにする事になる。楽しみだよ」

「ルイス・デレトラズのキャリアアップとして素晴らしい機会になるだろう。F1マシンでのデビュー走行は、誰にとっても、いつであっても特別なチャンスだ」とギュンター・シュタイナー。

「彼は今年FIAフォーミュラ2選手権で戦っており、近年としては最も力強いシーズンを過ごしていると言える。ADSSグループとルイスを彼らのホームグランプリで迎え入れる事ができ嬉しいよ。今回のテストは彼のキャリアに成功をもたらしてくれるはずだ」

ルイス・デレトラズはカート競技でチャンピオンを獲得した後、BMWタレントカップでオープン・ホイールにステップアップ。2015年にはフォーミュラ・ルノー2.0 NECで圧勝しタイトルを獲得した。2016年にはカーリンからGP2シリーズに参戦。その傍ら、フォーミュラV8 3.5シリーズでトム・ディルマンに次ぐ年間2位に輝いた。

父ジャン=デニ・デルトラズは、才能というよりはむしろ資金力を背景にF1を走っていたが、ルイス・デレトラズは着々とキャリアを積み重ね、F1への道を歩んでいるようにみえる。

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