フェルナンド・アロンソとマックス・フェルスタッペン、2017年F1ハンガリーGPにて
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フェルナンド・アロンソのF1復帰を歓迎するハミルトン、やや慎重なフェルスタッペン

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フェルナンド・アロンソが2021年のF1復帰の可能性に言及した事で、アブダビGPの予選トップ3会見では、仮に復帰した場合どう思うか?との質問がルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタス、そしてマックス・フェルスタッペンに飛んだ。

かつてマクラーレン時代にチームメイト同士であったハミルトンは、全面的に歓迎する考えを示した。ハミルトンはメキシコで6度目のタイトルを決めた後、アロンソからお祝いのメールを貰っており、それに甚く感動していた。

「この場で一番の年上じゃなくなるなら嬉しいね! 年上の兄貴分なら歓迎さ」とルイス・ハミルトン。「フェルナンドは間違いなく優れたドライバーだ。過去にミハエル(シューマッハ)がF1に戻ってきたように、一度去ったドライバーが復帰後にどこまでやれるのか興味深い」

「その件についてフェルナンドと話したわけじゃないから、彼がどう感じているのか、どの位F1を恋しく思っているのか分からないけど、このスポーツにとって悪いはずがない」

「究極的に言えばシートは20席しかないし、上を狙っている若い子達がたくさんいるわけだけど、もし他に良い若手がいないのであれば…。実際のところ、空きが出る可能性のあるシートは確かにあるし、僕としては歓迎するよ」

隣に座っていたバルテリ・ボッタスは「ルイスに同意するよ。同じ考えだ」と、一言だけつぶやいた。

マックス・フェルスタッペンもまた、アロンソが復帰すれば嬉しいとしながらも「でもそれは競争力のあるマシンに乗れる場合に限るね。そうでなければ彼にとって時間のムダでしかない。もちろん彼の事だから分かってると思うけど」と語った。

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