カタロニア・サーキットのパドックを歩くアルファロメオのロバート・クビサ、2022年5月19日F1スペインGP
Courtesy Of Alfa Romeo Racing

ロバート・クビサ、F1アブダビFP1に出走…リザーブ継続の可能性は?2023年の計画について語る

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ロバート・クビサは2022年のF1最終戦、ヤス・マリーナ・サーキットで行われるアブダビGPのFP1で周冠宇に代わってアルファロメオC42をドライブする。

クビサがフリー走行でステアリングを握るのは今年4回目だ。ハンガリーGPでは19番手、フランスGPでは19番手、そしてスペインGPでは13番手タイムをマークした。

クビサは今年、アルファロメオのリザーブドライバーを務める傍ら、プレマ・オーレンからFIA世界耐久選手権(WEC)のLMP2クラスに参戦。ル・マン24時間レースではルイ・デレトラズ、ロレンツォ・コロンボと共にステアリングを握りクラス2位に輝いた。

クビサの2023年のレース計画はどうなっているのか?

37歳のポーランド人ドライバーはアブダビGPを週末に控え、WP SportoweFaktyとのインタビューの中で「3、4週間前は90パーセントの確率で決まってたけど、残念ながら状況は一変した」と語り、現時点では完全な白紙状態だと明かした。

これはちょうど、テオ・プルシェールの2023年リザーブドライバー就任がアナウンスされた時期に該当する。

プルシェールの一件についてクビサは、必ずしも今季限りでの自身のリザーブ契約終了を意味するものではないとして来季続投に含みをもたせる一方、焦点は耐久レースにあるとして、ハイパーカークラスへの参戦を視野に、それが叶わなければLMP2でもう1シーズンを走るのが選択肢だと認めた。

2023年に向けてはニコ・ヒュルケンベルグがハースと契約を結び、4年ぶりの復帰を果たした。何が起きるか分からないというのがF1だという事を改めて思い出させる出来事だった。

クビサはフルタイムでのF1復帰について「絶対にないとは言い切れない」としながらも、自身は「常に現実的に考えている」として、「時間が経てば経つほど、F1にフルシーズン、フルタイムドライバーとして戻ってくることはないだろうと強く思うようになった」と語った。

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