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ハースF1ドライバーのケビン・マグヌッセンが父ヤンと共に、F1アブダビGPの舞台、ヤス・マリーナ・サーキットで12月9日から11日にかけて行われるガルフ12時間耐久レースに参戦する事が決まった。
2021年のル・マン24時間レースでもタッグを組み、総合29位に終わったデンマーク人親子は今回、MDKモータースポーツがエントリーするフェラーリ488 GT3をチームオーナー兼ドライバーのMark Kvammeと共に共有する。
マグヌッセンは2020年末を以てハースF1チームを放出されると、2021年にキャデラック・チップ・ガナッシ・レーシングからIMSAスポーツカー選手権に参戦。2022年にはプジョーからFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦することが決まっていたが、ハースからサプライズF1復帰を果たす事となった。
ケビンの父ヤン・マグヌッセンは1995年、1997~1998年にかけてマクラーレンとスチュワートから24回のF1出走を果たした。ヨス・フェルスタッペンにシートを奪われF1キャリアに幕を閉じた後は、コルベットと共にル・マン24時間レースで4度のクラス優勝を果たすなど、スポーツカーレースで成功を収めてきた。
マグヌッセンはDrive Itとのインタビューの中で、マイアミGPの週末にKvammeと会った際に意気投合した事が参戦のきっかけだったと説明した。
2013年に初開催されたガルフ12時間レースはF1の舞台として有名なヤス・マリーナ・サーキットを舞台とする耐久レースで、今シーズンはインターコンチネンタルGTチャレンジ選手権の最終戦に組み込まれている。