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2017年のF1日本GPに向けてレッドブルのダニエル・リカルドは、鈴鹿サーキットと熱心な日本のファンへの想いを語った。
鈴鹿は操縦者の腕が試されるいわゆるドライバーズサーキット。リカルドは、そんな鈴鹿の中でも最も難しいのはシケインだと言う。フェルナンド・アロンソも同じ箇所を最難所と考えている。逆に一番好きな区間はS字のあるセクター1で、旋回性能の向上させたマシンセットアップが出来れば、大幅なタイムアップが見込めると語る。
「日本を語る上でファンは外せない」とリカルド、毎回趣向を凝らしてサーキットに向かう熱心なファンに対して熱い想いを寄せた。
日本のファンは見てて飽きない:F1日本GPに向けて
ダニエル・リカルド
東京にちょっとだけ寄ってから鈴鹿に向かうつもりなんだ。東京はすんごくユニークだし、日本食は全部大好きなんだ。 実は去年から行ってみたいと思ってた寿司屋を予約してるよ。
鈴鹿サーキットは昔から大好きなんだ。ドライバーにとって厳しい本格的なドライバーズサーキットだよ。セクター1はもう全部がすごく楽しいし、上手く車のセットアップが出来てればかなりタイムを稼げるんだ。そうは言いつつ、最後のシケインが一番難しいコーナーだと思うよ。かなりのスピードからブレーキをかけて、縁石を使いながら攻めてかないといけないんだ。
日本について語る時にはファンに触れないわけにいかないよ。いつもイカしたプレゼントをくれるし、グランドスタンドでは完成度の高いレーシングスーツを纏った人やらヘルメットを被ったファンを目にすることが出来るんだ。見てて飽きないよ。
昨年は、ドキュメンタリー番組で見て行きたいと思っていた銀座の老舗寿司屋「すきやばし次郎」の予約が取れず、ウィリアムズのフェリッペ・マッサと別の寿司屋に行ったリカルド。「すきやばし次郎」と言えば、オバマ前大統領が来日した際に安倍首相と訪れた銀座の高級寿司店で、最低でも一人前3万円はすると言われている。今年は一年越しの夢が遂に叶い、晴れて日本の”寿司”を堪能した。
2017年第16戦F1日本GPは、日本時間10月6日(金)10時からのフリー走行で幕を開ける。