F1日本GPの国家斉唱に参加しなかったベッテルに戒告処分、あと1回で10グリッド降格ペナルティー

F1日本GP開始直前のセバスチャン・ベッテルcopyright C4F1

FIA国際自動車連盟は、F1日本GPの国歌斉唱開始時刻に指定の位置に並ばなかったとして、スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルに戒告処分を下した。

ベッテルは、競技規約19条4項の「フォーメーションラップの予定開始時刻14分前に、全てのドライバーが国歌斉唱のためにグリッドの前面に並ばなければならない」という条項に反した。ベッテルの車はレーススタート直前にスパークプラグの問題が発生。チームはレコノサンスラップを終えた後のグリッド上でエンジンカバーを外し調査を実施、ベッテルは国歌斉唱に参加せずその場に留まった。

FIAの競技規約18条2項によると「同一シーズン中に3回の戒告を受けたドライバーは、3回目を受けたGPの決勝で10グリッド降格のペナルティが科せられる」とある。

ベッテルは今季のモナコGPで予選中にピットレーン出口の白線を横切ったとして既に1回戒告処分を受けており、今回が2度目となる。仮に今シーズン中にもう1回戒告処分を受けると、ベッテルには10グリッド降格が科せられる事になる。残るはアメリカ大陸とアブダビの4戦。3回目の戒告を受ける事は何としても避けなければならない。

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