ハンガロリンクを走行するアルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィ、2019年F1ハンガリーGPにてcopyright Pirelli & C. S.p.A.

F1ハンガリーGP、ジョビナッツィにグリッド降格ペナルティ…ストロールへの走行妨害

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F1ハンガリーGPのレーススチュワードは3日(土)の予選を終えて、アルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィに対して、3グリッド降格ペナルティーを科す裁定を下した。

予選Q1でジョビナッツィは、ターン4の通過先でレーシングラインを低速で走行。後方からタイムアタックしていたレーシングポイントのランス・ストロールの走行を妨害する格好となり、一件は審議の対象となっていた。

スチュワードは映像証拠と無線音声、GPSやテレメトリーデータを分析し、ジョビナッツィとストロール双方及び各チーム代表者からの聴取を行い、インシデントの責任はジョビナッツィにあると判断。降格ペナルティを言い渡すと共に、1点のペナルティポイントを加算した。

アルファロメオはジョビナッツィに対して、後方から接近するストロールはアタックラップ中ではない、との誤った情報を伝えており、必ずしもジョビナッツィ自身のみに責任があったわけではないが、インラップ中のジョビナッツィには、後続車両に対する最大限の配慮を行わねばならない責任があった。

インシデントの後に、ジョビナッツィは予選Q2へと進出して14番手タイムを刻んだが、裁定によって17番グリッドへと降格。ケビン・マグヌッセン(Haas)、ジョージ・ラッセル(Williams)、セルジオ・ペレス(Racing Point)の3名のグリッドが繰り上がる見通しとなった。

「厳しい予選だった」とジョビナッツィ。「予選Q1のアタックの際にターン11ではみ出していまい、その直後から感触が悪化してしまった。何が原因かを調査する必要がある」

「ミッドフィールドは本当にタイトだったから、僅かの差が大きな違いになって表れる事になった。今日の僕らは速さが少し足らなかったし、ペナルティのためにポジションも理想的とは言えない」

ストロールは予選を19番手で終えているが、この結果はジョビナッツィの走行妨害だけが理由ではないと主張している。

「僕らは今朝のプラクティスから苦戦していたし、その結果として予選でも後方に沈む事になったんだ。確かに僕のラップはブロックされてしまったけど、僕の側にもミスがあった。ミスがなければもっと上のポジションだったはずだ」

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