長谷川祐介
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ホンダF1長谷川祐介「MGU-Hに問題発生も、計画通りにパワーユニットを交換」F1ハンガリーGP 2017《初日》

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28日(金)に行われたF1ハンガリーGPの2回目のフリー走行で、マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、熱エネルギーの回生を司るMGU-Hに問題を抱え、ガレージインを余儀なくされた。ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介は、問題の生じたMGU-Hはマイレージがかさんだ寿命末期の個体であったとし、FP2終了後にパワーユニットの交換作業を実施すると明らかにした。

この交換は予め予定されていたものであり、これによってバンドーンにグリッド降格ペナルティーが科せられることはないという。

初日の2回のセッションを共にTop10圏内で終えたマクラーレン・ホンダは、メルセデスとフェラーリ、そしてレッドブルに次ぐ強さを見せた。しかし、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグやトロ・ロッソのカルロス・サインツとのタイム差はかなり接近しており、予選・決勝ともに大混戦が予想される。

にも関わらず長谷川は、2台ともが予選Q3に駒を進められるだけの十分なポテンシャルを秘めていると主張する。

F1ハンガリーGP初日を終えて

長谷川祐介ホンダF1プロジェクト総責任者

我々はポイント獲得の期待を持ってここハンガロリンクにやってきました。今日は我々にとってポジティブなスタートになったと思います。

フェルナンドはマシンのベストバランスを見つけるために、新しい空力パーツを装着して様々なセッティングを評価しました。ストフェルはチームメイトと接近したラップタイムを刻み、良い走りを見せてくれました。MGU-Hに問題が発生したため、FP2の終盤にストフェルをガレージに戻さなければなりませんでしたが、パワーユニットはライフサイクルの終盤でしたので、残りのセッションに影響が出ないように、FP2終了後に予定通り交換を行うつもりです。もちろん、今夜のパワーユニット交換によってペナルティーを受けることはありません。

明日は暑いコンディションが予想されており厳しいセッションになると思いますが、ここハンガリーGPでは、両ドライバー共が予選Q3に進出するだけの十分なポテンシャルを秘めていると考えています。


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