
ホンダ、F1技術で“空飛ぶクルマ”開発へ!NHKが密着取材―3月8日BSにて放送
2025年3月8日(土)、NHK BSにて特別番組「F1の技術を空にいかせ ~ホンダ・次世代モビリティへの挑戦~」が放送される。この番組では、ホンダが開発に取り組む次世代モビリティ「eVTOL(イーブイトール、電動垂直離着陸機)」に密着。F1で世界一を経験した技術者たちが、空のモビリティに挑戦する姿を追う。
F1と航空技術の融合
世界最高峰の自動車レースであるF1で培われた技術は、エンジニアたちによってeVTOLの開発に活かされている。マックス・フェルスタッペンをF1ワールドチャンピオンに導いたホンダF1パワーユニットには、同社の小型ビジネスジェット機「HondaJet」の技術が採用されており、そのノウハウはeVTOLにも引き継がれている。
F1では、限られた燃料で最大のパフォーマンスを発揮するハイブリッド技術や、軽量かつ高強度の素材開発が不可欠だ。これらの技術は、空を飛ぶ新たな交通手段として期待されるeVTOLの開発においても重要な役割を果たしている。
eVTOL開発の課題と日本の未来
eVTOLは、交通渋滞を回避し、都市間の移動を革新する次世代モビリティとして注目を集めている。しかし、実用化に向けては安全性、バッテリー技術、法規制など多くの課題が立ちはだかる。
ホンダの技術者たちは、F1で培った経験を活かしながら、これらの問題を一つずつクリアし、日本の製造業の未来を切り開こうとしている。番組では、開発の最前線で奮闘する彼らの姿を映し出す。
番組情報
- タイトル: F1の技術を空にいかせ ~ホンダ・次世代モビリティへの挑戦~
- 放送局: NHK BS
- 放送日時: 2025年3月8日(土) 13:00~13:50
- ナレーション: 片山千恵子
F1の最前線で戦い抜いたホンダのエンジニアたちは、次なるフィールドを「空」に求めた。世界中で開発競争が激化するeVTOL市場で、ホンダはどのような挑戦に取り組んでいるのだろうか。