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ルイス・ハミルトン、F1レースリード記録で皇帝シューマッハを抜き歴代最多に
28日に行われたF1第16戦ロシアGPで優勝したルイス・ハミルトンが、またも歴代最多記録を打ち立てた。6度目のタイトルをほぼ手中に収めているハミルトンは、ラップリーダーを記録した事のあるレース回数で、7冠ミハエル・シューマッハの記録を破った。
ソチ・オートドロームでのレースでは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが26周目にメカニカルトラブルでリタイヤ。これによってハミルトンはラップリーダーへと浮上し、残り27周に渡って隊列を先導した。シューマッハが最後にラップリーダとして記録されたのは、2011年の日本グランプリだった。
ハミルトンはこの勝利によって、キャリア通算82勝目を達成。歴代最多勝利記録を持つシューマッハの91勝まで一桁台に迫った。今シーズン中の記録更新は不可能であるものの、来季2020年シーズンにレコードが更新される可能性は決して低くはない。
メルセデスとしてはこの日のレースで、F1ロシアGPでの無敗記録を6回に伸ばし、スクーデリア・フェラーリの4連勝を阻止している。
F1リードラップレース回数歴代トップ5
順位 | レースリード数 | ドライバー |
---|---|---|
1 | 143戦 | ルイス・ハミルトン |
2 | 142戦 | ミハエル・シューマッハ |
3 | 103戦 | セバスチャン・ベッテル |
4 | 86戦 | アイルトン・セナ |
5 | 84戦 | アラン・プロスト |
5 | 84戦 | フェルナンド・アロンソ |