キャリア通算82勝目を飾り、優勝杯を掲げるメルセデスのルイス・ハミルトン、2019年F1ロシアGP決勝レースにて
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ルイス・ハミルトン、F1レースリード記録で皇帝シューマッハを抜き歴代最多に

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28日に行われたF1第16戦ロシアGPで優勝したルイス・ハミルトンが、またも歴代最多記録を打ち立てた。6度目のタイトルをほぼ手中に収めているハミルトンは、ラップリーダーを記録した事のあるレース回数で、7冠ミハエル・シューマッハの記録を破った。

ソチ・オートドロームでのレースでは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが26周目にメカニカルトラブルでリタイヤ。これによってハミルトンはラップリーダーへと浮上し、残り27周に渡って隊列を先導した。シューマッハが最後にラップリーダとして記録されたのは、2011年の日本グランプリだった。

ハミルトンはこの勝利によって、キャリア通算82勝目を達成。歴代最多勝利記録を持つシューマッハの91勝まで一桁台に迫った。今シーズン中の記録更新は不可能であるものの、来季2020年シーズンにレコードが更新される可能性は決して低くはない。

メルセデスとしてはこの日のレースで、F1ロシアGPでの無敗記録を6回に伸ばし、スクーデリア・フェラーリの4連勝を阻止している。

F1リードラップレース回数歴代トップ5

順位 レースリード数 ドライバー
1 143戦 ルイス・ハミルトン
2 142戦 ミハエル・シューマッハ
3 103戦 セバスチャン・ベッテル
4 86戦 アイルトン・セナ
5 84戦 アラン・プロスト
5 84戦 フェルナンド・アロンソ

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