2020年FIA-F2選手権スペインのレース1で優勝したポーズを取る松下信治
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F2:松下信治が第10戦ソチを前にMPモータースポーツを離脱、後任はジュリアーノ・アレジ

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MPモータースポーツから今季FIA-F2選手権に参戦している松下信治が、第10戦ソチを前にチームを去る事が決まった。後任には、22日(火)にBWT HWAレースラボからの離脱が発表されたフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)のジュリアーノ・アレジが就く。

気になる松下信治の今後だが、MPモータースポーツは「彼は他の新天地で新たな挑戦に挑む事を決断した」としており「松下とは良好な関係で別れる。お互いの今後の成功を祈念する」と発表した。

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元F1ドライバーのジャン・アレジの息子である20歳のフランス人ドライバーは、2015年にシングルシーターでのデビューを果たし、初参戦したフランスF4選手権で3勝を挙げてFDAに加入。2016年にはGP3へとステップアップし、3シーズンで4勝を挙げた後、F2へと駒を進めた。

今年で2シーズン目のF2を過ごすジュリアーノ・アレジは、今季9戦を終えて獲得したポイントは僅か8点にとどまり、ランキング17位と苦しんでいるが、新たなチームと共に、フェリペ・ドルゴビッチのチームメイトとして残り3戦に挑む事になる。

ジュリアーノ・アレジはMPモータースポーツへの加入について「MPと共にF2での新たな冒険を始める事が決まり本当に幸せだし、何より凄いモチベーションが湧いている。ソチが本当に楽しみだし、マシンに乗って新たな旅路をスタートできるのが本当に待ち遠しい」と語った。