ホッケンハイムリンクのトロロッソ・ホンダのガレージを歩くピエール・ガスリーの背中
copyright Red Bull Content Pool

ガスリー、17番手でQ1敗退「ライバルは改善しているのに僕らは停滞してる」

  • Published:

トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、自分達のマシンパフォーマンスが停滞している一方で、直近のライバルチームのマシンが軒並み改善を果たしているため、相対的にSTR13の競争力が低下していると嘆く。

F1第11戦ドイツGP公式予選に臨んだガスリーは、1分13秒749をマーク。15番手タイムのセルゲイ・シロトキン(Williams)に0.041秒届かず無念のQ1ノックアウトを喫した。

ライバルは改善しているのに僕らは停滞してる

ピエール・ガスリー予選: 17位, FP3: 5位

こんなにも早くノックアウトするなんて本当に悔しいよ。セッション中に雨が降ることを望んでたんだけど、残念ながらそうはならなかった。ライバルが改善している中で僕らは求めてるようなステップアップが出来てないから、現時点では僕らにとってかなり厳しい。キャッチアップするために全力で作業に取り組む必要がある。

チームがベストを尽くして仕事に取り組んでいるのは分かってるけど、未だにペース不足に苦しんでる。今日はQ2に進出するのは簡単じゃないだろうなって思ってたけど、最終的に100分の4秒差で逃してしまった。とは言え、昨日の僕らのラップタイムを考えれば、レースペースはコンペティティブだから、今夜は明日に向けて良い戦略を導き出せるよう願ってる。

もちろん幾らかの運が必要ではあるけど何事も可能だし、出来る限りポジションを挽回できるように全力を尽くすつもりだよ。


ポールポジションはスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテル。母国レースのポイントリーダーが1分11秒212のコースレコードを記録し最前列を手に入れた。2番手はメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス。3番手はキミ・ライコネンという結果となった。

2018年F1第11戦ドイツグランプリ決勝レースは、日本時間7月22日(日)22時10分から行われ、1周4574mのホッケンハイムリンクを67周する事で勝敗を決する。

F1ドイツGP特集