F1ドイツGP予選に挑むトロロッソ・ホンダ
copyright Red Bull Content Pool

ホンダF1、ダブルQ1敗退「非常に残念な結果、パッケージ全体の改善が必要」

  • Published:

7月21日土曜に行われたF1第11戦ドイツGP公式予選を終えて、ホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターがセッションを振り返った。トロロッソ・ホンダ勢はピエール・ガスリーが17番手、ブレンドン・ハートレーが18番手と2台揃ってQ1ノックアウトを喫し、極めて厳しい結果に終わった。

非常に残念な結果、パッケージ全体の改善が必要

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

土曜午前の最終プラクティスはウエットコンディションとなってしまったため、ドライが予想されている日曜の決勝を考えればあまり有益とは言えず、また、予選に向けての準備という点でも好ましいものとは言えませんでした。ただし、それはどのチームにとっても同じですし、言い訳にはなりません。

予選結果は非常に残念なものとなってしまいました。この状況を立て直すためにチームとともに早急に分析を行い、エンジンとシャシーを含めたパッケージ全体の改善に向けて全員で懸命に努力する必要があると感じています。


ポールポジションはスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテル。母国レースのポイントリーダーが1分11秒212のコースレコードを記録し最前列を手に入れた。2番手はメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス。3番手はキミ・ライコネンという結果となった。

2018年F1第11戦ドイツグランプリ決勝レースは、日本時間7月22日(日)22時10分から行われ、1周4574mのホッケンハイムリンクを67周する事で勝敗を決する。

F1ドイツGP特集