ピエール・ガスリーcopyright ToroRossoSpy

トロロッソ、F1マレーシアGPでクビアトに代わりピエール・ガスリーを起用と発表。日本GPでの走行も濃厚

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スクーデリア・トロロッソとその親会社であるレッドブルは、9月29日(金)から始まるF1マレーシアGPで、ダニール・クビアトに代わりピエール・ガスリー(21歳)を起用することを発表した。ガスリーはレッドブルの育成ドライバーにして2016年のGP2チャンピオンであり、今季はTEAM無限から日本のスーパーフォーミュラに参戦している。バーレーンとハンガリーのレース後に行われたF1公式テストでは、レッドブルの17年マシンRB13のステアリングを握っていた。

「今回のチャンスをくれた全ての人々に感謝したい」とガスリーは語る。

「特にレッドブル、ヘルムート・マルコ博士、スクーデリア・トロ・ロッソにお礼を言わないとね。僕にとっては最高のチャンスだよ。今年は、レッドブル・レーシングのサードドライバーとして、自分の役目を果たすために準備してきたつもりだし、十分な用意はできてると思う。トロ・ロッソと一緒に結果を出せるように全力をつくすよ」

なお、今回のシート交代は一時的な措置であり、ガスリーが2018年のF1ドライバーとして相応しいかどうかを評価のために実施される事になる。トロ・ロッソはレッドブルの若手ドライバーをF1にデビューさせ育てる役割を担っている。トロ・ロッソによれば、クビアトはチームを放出されたわけではなく、引き続きレッドブルの一員として残留することになるという。

ピエール・ガスリー
©redbulljapan スーパーフォーミュラに参戦しているガスリー

ガスリーは現在スーパーフォーミュラのランキングで首位に0.5点差の2位につけており、その最終戦である鈴鹿はF1アメリカGPと日程がバッティングしている。そのため、トロ・ロッソでのガスリーのドライブはマレーシアGPとその翌戦である日本GPの2レースになるものと見られており、第17戦アメリカGPではクビアトが復帰するものと考えられる。

トロ・ロッソの現レースドライバーを務めるクビアトは、これまでに4年間をF1で過ごし計48ポイントを獲得しているが、今季は結果を出せずに停滞している。トロ・ロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは、現在のクビアトは本来のポテンシャルを発揮できていないと語る。

「テクニカルトラブルが不振の一因となっているのは間違いありませんが、そうは言っても今年はミスが目立っています。我々は、ダニールが本来のポテンシャルを発揮できていない状態だと考えており、この先のレースで彼を交代させることにしました」

ピエール・ガスリー
©PierreGASLY F1バーレーンテストにて

ガスリーはマレーシアGPでのレースに先立って、カーナンバー10を選択した。2014年に規定されたレギュレーションによって、ドライバーは2から99の数字の中から現在使用されていない番号を選ぶことが出来る。カーナンバー10は、2014年にケータハムに所属していた小林可夢偉がつけていた番号である。

ドライバーがF1を退いてからの2年間は当該カーナンバーが保護された状態となるが、それ以降はリリースされる事になっている。