ピエール・ガスリー「ホンダのスペック3は感触も良く信頼性は抜群」F1フランスGP《初日》
F1第8戦フランスGP初日プラクティスを8番手で締め括ったレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、パフォーマンスに関してはまだ分からないとした上で、ホンダのスペック3エンジンは現時点では感触が良く、信頼性も抜群だと語った。
ホンダはポール・リカール・サーキットに、性能向上のための改良を施した新型エンジンを投入。マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーはそれぞれICE、ターボチャージャー、MGU-Hを交換してセッションに臨んだ。
ホンダのスペック3は感触も良く信頼性は抜群
ピエール・ガスリーFP1: 6位, FP2: 8位
実りある一日だったと思う。新しいパーツを大量にテスト出来たから、これからチームと一緒に何が機能して何が上手くいかなかったのかを分析するつもりだ。
ホンダの新型エンジンについては、まだはっきりとフィードバックできるほど時間をかけて走行できていないけど、さらにポテンシャルを引き出せるよう今夜色々調べてみて、明日はもう少しプッシュしてみるよ。今のところ感触は良いし信頼性も全く問題ないから、予測していた通りのパフォーマンスが発揮できていたかどうかを調べる必要がある。
タイヤとグリップに関する問題は、コンディションと路面の影響が大きいような気がする。今日のコンディションは予想していたものとは少し違ったけど、それは誰にとっても同じことだから言い訳にはならない。
FP1の序盤はグリップが低かったけど、午後は若干改善していたから、この感じで明日も状態が良くなることを期待したい。ソフトタイヤはデグラデーションが酷いみたいだから、戦略的に何がベストかを見極めて、日曜に向けて改善できる部分を見つけていきたい。
初日をトップで締め括ったのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。2番手ルイス・ハミルトンを0.424秒差で退けた。3番手には0.649秒遅れでフェラーリのシャルル・ルクレールが続く結果となった。
F1フランスグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間6月22日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってポール・リカール・サーキットで開催される。