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ルノーF1、ホンダに続いてフランスGPでアップグレード版「スペックB」エンジンを投入
ルノーF1チームは母国フランスGPで計画を前倒しして、ダニエル・リカルドのマシンにアップグレード版「スペックB」エンジンを投入した。ルノーは地元観衆の期待に応えるべく、R.S.19にフロアやノーズを始めとする車体側の大型アップデートのみならず、新型パワーユニットを持ち込んだ。
チームは開幕初日金曜の1回目のフリー走行を前に、リカルドのクルマにパフォーマンス向上を果たした新型PUを投入する事を明らかにしたが、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグは旧型のまま週末に挑む事になる。ヒュルケンベルグは既に規約で許可された数を上回る4基目のICEを使用しているため、今回エンジン交換を実施した場合、グリッドペナルティを受ける事になる。
「我々は今週末、ダニエルの車に新しいスペックBのICE(内燃エンジン)を導入する」とシリル・アビテブール代表。「ニコに関しては、別のレースで新しいエンジンを投入する予定だ。彼は1シーズンに許可された3基を超えるICEを既に使用しているためペナルティの対象となってしまうからだ。我々は自分たちのホームレースであるフランスで、罰則を受けることを望んでいない」
「当初はフランスよりも後のレースで新しい内燃エンジンを持ち込む予定だったが、我々はスケジュールを前倒しする事に成功した。今回これを使用できることを嬉しく思う」