バーチャルレースシリーズ「フォーミュラEアクセレイト」

賞金1000万円超!フォーミュラE、新たなeスポーツシリーズを開催…優勝者には実車ドライブのチャンス

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ABB FIAフォーミュラE世界選手権は英国現地1月7日(木)、賞金総額10万ユーロ、日本円にして約1,300万円のバーチャルレースシリーズ「フォーミュラEアクセレイト」を開催する事を発表した。

シリーズは今月下旬から3月下旬まで全6ラウンドで行われる。プラットフォームはrFactor2で各レースは25分間。モータースポーツ界とeスポーツ界から集められた計24名によって争われ、総合優勝者にはGen2フォーミュラEマシンでのテストドライブの権利が与えられる。

戦いの模様はSNSを始めとするフォーミュラEの各プラットフォームにて90分間番組として配信される。これにはフォーミュラEドライバーの他、チーム代表、特別ゲストなどの出演が予定される。

なお参加するシムレーサー達は、所属チームの専門家によるアドバイスやメンタリングを受ける事ができる。

一般参加希望者を募るオンライン予選が1月13日23時59分(グリニッジ標準時)まで行われる。これはベルリン・テンペルホーフ空港E-Prixサーキットを舞台としてラップタイムを競うもので、上位3名に本大会への参加権利が与えられる。参加に際してはSteamアカウントが必要となる。詳細はこちら(英語)。

開催スケジュールは以下の通り。

ラウンド 日時
第1戦 1月28日
第2戦 2月4日
第3戦 2月11日
第4戦 3月11日
第5戦 3月18日
第6戦 3月25日

なおこれとは別に、リアル・フォーミュラEドライバー12名ずつによって争われる2つのバーチャルレースも併催される。これは第4ラウンドとグランドファイナルの2回に渡って行われ、獲得ポイントはチームランキングに加算される。

フォーミュラEは昨年、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響でカレンダーが凍結されていた際に「レース・アット・ホーム・チャレンジ」なるeスポーツシリーズを開催しているが、今季のカレンダーもまた、新型肺炎の影響で混乱に直面している。

現時点では、1月16〜17日に予定されていたサンティアゴでの開幕戦延期が決定しており、今季フォーミュラEは2月26日と27日のサウジアラビア・ディリヤでのナイトレースでシーズン7の開幕を迎える予定となっている。