F1ロシアGPにまつわる”5つ”の数 – 目指せ川井ちゃん!F1トリビア

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2017年フォーミュラ1世界選手権の第4戦ロシアGP。知っているだけでロシアGPを2.4倍楽しめると噂の”5つの数”を紹介しよう。

《100%》メルセデスが決勝レースをリードする確率

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2014年の初開催以来、ロシアGP決勝でメルセデス以外のチームがトップを走行したことは一度もない。3回のレース計159周中、100周がルイス・ハミルトン、59周がニコ・ロズベルグ。過去の統計が今年も継続するとするならば、今年メルセデスが決勝レースをリードする確率は100%絶望的、圧倒的な確率である。

《3人》ロシアGPを初めて走るドライバー

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今年F1で初めてロシアGPを走るのは、エステバン・オコン、ランス・ストロール、ストフェル・バンドーンの3人。とは言え、バンドーンは2014年と15年にGP2で、オコンは15年のGP3のレースでソチ・オートドロームを走行している。よって、このコースを初めて走るのは新人ランス・ストロールのみとなる。

《0%》敗者がタイトルを手にした回数


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過去3回のロシアGPでは、2014年と15年をハミルトンが、そして昨年の16年をロズベルグが制している。これまでにロシアGPで優勝したドライバーはハミルトンとロズベルグの2人のみ。メルセデス以外のドライバーが表彰台の真ん中に立ったことはなく、ここでの優勝者は例外なくその年のワールドチャンピオンの座を射止めている。ここで優勝できなかったドライバーが年間タイトルを獲得する可能性は0%だ。

《0回》レッドブルの表彰台回数

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これまでにロシアGPの表彰台に上がったドライバーは全部で6人。ハミルトンは過去3回全てでポディウムに立った(1位:2回、2位:1回)。ロズベルグは2回(1位:1回、2位:1回)。セバスチャン・ベッテルは2位が1回。バルテリ・ボッタス、セルジオ・ペレス、キミ・ライコネンはそれぞれ3位が1回ずつ。

レッドブルがロシアGPで表彰台に上った回数はなんと0回。ロシアGPの舞台であるソチ・オートドロームは、エンジンパワーが重視されるストップ・アンド・ゴーサーキットであり、彼らが得意とする高速コーナーや連続した複合コーナーなどの要素は殆ど無い。当のレッドブルは予選前から白旗を振っている始末である。

《2回》1周の間にクビアトがベッテルに追突した回数

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2016年ロシアGPのオープニングラップ、当時レッドブルに所属していたダニール・クビアトは、決勝スタート直後の2コーナーと3コーナーで、2回立て続けにフェラーリのベッテルに激突。これによりベッテルはリタイヤを余儀なくされ、クビアトはマックス・フェルスタッペンと交換する形でトロ・ロッソに左遷された。クビアトにとっては、このグランプリがレッドブルでの最後のレースとなっている。

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