2022年11月20日のF1アブダビGP後のパルクフェルメでレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表に話しかける国際自動車連盟(FIA)会長のモハメド・ベン・スレイエム
Courtesy Of Red Bull Content Pool

故意か否か…FIA「躊躇わない」F1モナコ予選でのペレスのクラッシュ調査に言及

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F1統括団体の国際自動車連盟(FIA)は、今年5月のF1モナコGP予選におけるセルジオ・ペレス(レッドブル)のクラッシュが故意だったのかどうかについて調査する用意があると明かした。

シーズン閉幕を直前に控えて、突如、半年前のモナコでの事故が注目される事となった。F1サンパウロGPでのレッドブル内のチームオーダー騒動を経て、複数の情報筋がクラッシュは意図的なものだったと伝えたためだ。

ドライバーズランキング2位確保のためにレッドブルのピットウォールが6位を譲るよう指示したものの、マックス・フェルスタッペンは断固としてこれを拒否した。

フェルスタッペンもレッドブルもその理由を明かしてはおらず、クラッシュの故意性についてペレスは否定している。

BBCによるとモハメド・ベン・スレイエムFIA会長は「我々の側から調査の声は上がっていない。だが、もし調査すべきことがあるのなら喜んでしよう。私はためらうことも、恐れることもない」と語った。

また、これに関連してフェルスタッペンと話をする意向を明らかにした。

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