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フェラーリ、米国GP予選を前にルクレールのPUを交換…オイルリークでFP3ノータイム
スクーデリア・フェラーリは、F1アメリカGPの3回目のフリー走行で発生したシャルル・ルクレールのエンジントラブルの原因が、オイルリークであった事を明らかにした。チームは2時間後に迫る予選に向け、パワーユニットを交換した。
ルクレールは、FP3開始10分のところでエンジンの異変を無線で報告。セクター3でクルマを停め、1周すら走れずにマシンを降りた。停車したSF90からは薄い白煙が上がり、マシンの回収のためにバーチャルセーフティカー(VSC)が導入された。
新品の封は切らずに、使用済みの中古のコンポーネントへと載せ替えるとの事で、ルクレールはグリッド降格を受けることなしに決勝レースに挑む事になる。
なおチームは、予選開始まで20分を切ったところで、無事にパワーユニットの交換が完了した事を明らかにした。ルクレールは滞りなく予選に参加する見通しだ。