フェルナンド・アロンソと中嶋一貴とセバスチャン・ブエミ、2018-2019WEC最終ル・マン24時間レーステストデーにて
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フェルナンド・アロンソ、F1復帰の可能性を否定「あり得ない」

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フェルナンド・アロンソは5日(水)、F1への現役復帰の可能性を否定した。2度のF1ワールドチャンピオンは、6月15-16日に開催されるル・マン24時間レースを以てTOYOTA GAZOO Racingを離れる事が決まっており、その後の活動計画に注目が集まっている。

自身の公式Instagramで、ファンからF1への復帰の可能性について問われたアロンソは「それはあり得ない。今は考えていない」と返し、現時点ではF1にカムバックする意志がないことを明らかにした。

更にアロンソは、ル・マン後のスケジュールについて質問が飛ぶと「来シーズンに向けてフィジカル面のトレーニングを積みながら、今年は8レースに出走するつもりだ」と答えた。具体的にどのレースに参戦するのかについては言及がなかった。

2020年のレース計画についてアロンソは、先月頭に、候補としてF1とインディカー・シリーズという具体名を挙げていた。だが先日、インディカーへのフル参戦の可能性を否定。そのため、来シーズンはこの2つ以外のカテゴリーに参戦する見通しだ。

悲願であるインディ500制覇のために、オーバルコースでの経験を深めるのであれば、トヨタとの関係を利用してNASCARという選択肢も考えられるが、アロンソは「過去に前例のない挑戦」を口にしており、今年3月には南アフリカ・ボツワナ共和国に広がるカラハリ砂漠でトヨタのダカールラリー・カーをテストしている。