動画︰プレマ同士討ち…ホンダ育成の角田裕毅がF2初優勝「最高のクルマを用意してくれたカーリンに感謝」
ホンダとレッドブルの支援を受け、今季よりカーリンからFIA-F2選手権に参戦している角田裕毅が、8月9日に英国シルバーストン・サーキットで行われたスプリントレースでシリーズ初優勝を飾り、ランキング6位に浮上した。
3番グリッドからスタートした角田裕毅は、レース最初の19周で辛抱強くプレマレーシングの2台の後ろを走行。レースリーダーのロバート・シュワルツマンとミック・シューマッハが同士討ちを喫すると、その混乱を上手く掻い潜り残り2周でトップに浮上し、シリーズ25人目となるF2ウィナーに輝いた。
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シューマッハは2位をキープしてチェッカーフラッグを受けたが、シュワルツマンはこの衝突でダメージを受けトップ10から完全に脱落。一件はレーシングインシデントと判断された。
3位にはジャック・エイトケン(カンポス)が滑り込み、今季2度目の表彰台に上がった。佐藤万璃音(トライデント)は17位、松下信治(MPモータースポーツ)は18位という結果だった。
土曜日に行われた第1レースでランキングトップに立ったカラム・アイロット(ユニ・ヴィルトゥオーシ)は6位フィニッシュを果たし、ランキング2位のクリスチャン・ルンガー(ARTグランプリ)との差を更に4ポイント広げた。
Thankyou, Honda Racing!!!! https://t.co/kn6jA8DsGw
— 角田裕毅/Yuki Tsunoda (@yukitsunoda07) August 9, 2020
「今日はP1を取れて本当に嬉しいです。素晴らしいクルマを用意してくれたカーリンに感謝と祝福の言葉を贈りたいと思います」と角田裕毅。
「かなりタフなレースでした。序盤のプレマ勢は本当に速かったですが、終盤に向けて苦戦しているのがわかったので、タイヤをできるだけセーブして準備しました」
「ブルックランズでのオーバーテイクは少しラッキーでしたが、その後はペースも良く、こうして初優勝できて嬉しいです」
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