フォーミュラ1、2019年の米国F1マイアミGP開催へ秒読み…複数年契約が濃厚
F1は5月2日、マイアミGPの来季開催決定が秒読み段階にあることを明らかにした。F1はアメリカ合衆国フロリダ州の都市マイアミでのグランプリ開催について当局と交渉を進めており、市街地を使用したストリートサーキットでの開催が検討されている。
F1の商業面のマネージング・ディレクターを務めるショーン・ブラッチズによれば、マイアミ市側は招致に積極的な姿勢を示しているといい、次回開催の委員会の中において、開催を前提として提案中のプランを進めていくかどうかの投票が行われるという。
開催に際しては2019年10月のカレンダー入りが噂されており、契約は複数年に及ぶものとみられている。マイアミ市街地サーキット(仮称)は既に、FIA国際自動車連盟の承認手続き中だとされ、開催資格であるグレード1規格の取得に向け着々と準備が進められている。
開催を支援する米国の起業家スティーブン・ロスもまた開催の可能性が高い事を認めており、マイアミ当局とデイド郡の協力を取り付けたとして、強い自信を示している。開催が実現した場合、アメリカで複数のF1グランプリが開催されるのは、デトロイトとダラスの2つのグランプリが開催された1984年以来35年ぶりとなる。