ハンガロリンクのピットレーンとガレージ、2022年7月30日F1ハンガリーGP
Courtesy Of Red Bull Content Pool

F1ハンガリーGP、2032年まで継続…5年の契約延長を発表

  • Published:

F1は2023年7月22日(土)、ハンガリーGPとの5年の契約延長を発表した。これによりハンガロリンクでのグランプリレースは少なくとも2032年までカレンダーに留まる事になる。

1986年に初開催を迎えたF1ハンガリーGPは、ブダペスト郊外約20kmの場所にあるハンガロリンクを舞台とする。ミハエル・シューマッハとアイルトン・セナが各々4回と3回の勝利を飾るなど、数々の伝説を紡いできた。

サーキット中心部の標高が最も低い”お椀状”のフォルムを持つため、どこに陣取ってもコースの約80%近くを見渡すことが出来る観戦にもってこいのサーキットとしても知られ、今週末のレースには昨年の29万人を上回る30万人以上のファンが観戦に訪れる見通しだ。

ハンガロリンクは契約に先立ち、新しいピットビルとメイングランドスタンドを含む大規模改修計画を発表した。

F1のステファノ・ドメニカリ最高経営責任者(CEO)は「ハンガリーのプロモーターにより施設の開発によってファンの体験を更に向上させるという取り組みが発表された。これはもう一つの重要なステップだ」と述べた。

ハンガロリンクのゾルト・ギュライ社長によると、サーキットの改修は2026年までに完了する予定だ。

F1ハンガリーGP特集