F1オーストラリアGP、FP3を前に急きょDRSゾーンを1つ撤去

改修されたアルバート・パーク・サーキットの旧ターン9、2022年4月7日F1オーストラリアGPCourtesy Of Alfa Romeo Racing

F1の統括団体、国際自動車連盟(FIA)は4月9日(土)のF1オーストラリアGPフリー走行3を前に「安全上の理由」からターン8~9間に新たに設置された4つ目のDRSゾーンを取り除いた。

F1は2022年のメルボルンでのレースに向けて、大体的なレイアウト改修と合わせてアルバート・パーク・サーキットに4つ目のDRSのゾーンを追加した。1つのコースにおけるDRSの数としては、2011年のアジャスタブル・リアウィング導入以来、史上最多となった。

だがレースディレクターのニールス・ヴィティヒは土曜の最終プラクティスを前に「安全上の理由から、今大会の残りの期間、DRSゾーンを3つに減らすこととする」とチームに通達した。

「安全上の理由」が懸念されるに至った理由については触れられていないが、初日フリー走行ではメルセデスやフェラーリを含む多くのマシンがこの区間でポーパシングに見舞われていた。

改定されたアルバート・パーク・サーキット(F1オーストラリアGP)のコースレイアウト図

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