F1、2021年カレンダー改定を正式発表…バーレーンが開幕とテスト開催地を担当
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F1は1月12日(火)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響を受けて2021年シーズンのカレンダーを改定した。当初の計画通り、史上最多となる23戦を維持する方針だ。
開幕を担う予定であったアルバート・パーク・サーキットでのオーストラリアは11月21日に延期され、代わりに3月28日のバーレーンGPがシーズンの開始を告げる。
渡航制限の影響で上海インターナショナル・サーキットでの中国GPは無期延期となり、代替として昨季に続きイモラ・サーキットがカレンダーに復活した。中国の現地プロモーター並びに当局との協議は現在も進められており、シーズン後半にリスケジュールされる可能性が残されている。
ハノイ市人民委員会のグエン・ドゥック・チュン主席が汚職事件で逮捕された事で交渉が立ち行かなくなり、突如カレンダーから脱落したベトナムGPの枠は未だ埋まっておらず、F1と国際自動車連盟(FIA)は後日改めて発表するとしている。
更新された2021年F1カレンダーは以下の通り。なおイモラとオーストラリア、サウジアラビアの3つのイベントに関しては別途世界モータースポーツ評議会(WMSC)の承認が必要となる。
なおプレシーズンテストは例年のカタロニア・サーキットではなく、開幕戦が行われるバーレーン・インターナショナル・サーキットで3月12日〜14日の3日間に渡って行われる。
日時 | レース | 会場 |
---|---|---|
3月28日 | バーレーンGP | バーレーン・インターナショナル・サーキット |
4月18日 | 未定 | イモラ・サーキット |
5月2日 | TBC | TBC |
5月9日 | スペインGP | カタロニア・サーキット |
5月23日 | モナコGP | モンテカルロ市街地コース |
6月6日 | アゼルバイジャンGP | バクー市街地コース |
6月13日 | カナダGP | ジル・ビルヌーブ・サーキット |
6月27日 | フランスGP | ポール・リカール・サーキット |
7月4日 | オーストリアGP | レッドブル・リンク |
7月18日 | イギリスGP | シルバーストン・サーキット |
8月1日 | ハンガリーGP | ハンガロリンク |
8月29日 | ベルギーGP | スパ・フランコルシャン |
9月5日 | オランダGP | ザントフォールト・サーキット |
9月12日 | イタリアGP | モンツァ・サーキット |
9月26日 | ロシアGP | ソチ・オートドローム |
10月3日 | シンガポールGP | マリーナベイ市街地コース |
10月10日 | 日本GP | 鈴鹿サーキット |
10月24日 | アメリカGP | COTA |
10月31日 | メキシコ・シティGP | エルマノス・ロドリゲス・サーキット |
11月7日 | ブラジルGP | インテルラゴス・サーキット |
11月21日 | オーストラリアGP | アルバート・パーク・サーキット |
12月5日 | サウジアラビアGP | ジェッダ |
12月12日 | アブダビGP | ヤス・マリーナ・サーキット |