マーカス・エリクソン、ガナッシ離脱…2024年インディカーでアンドレッティに移籍
佐藤琢磨と並ぶインディ500ウィナーの元F1ドライバー、マーカス・エリクソンは2024年に向けて、4シーズン在籍したチップ・ガナッシ・レーシングを離れアンドレッティ・オートスポーツに移籍する。
2014年から2018年までのF1参戦を経て、2019年にシュミット・ピーターソン・モータースポーツと契約しインディカーに転向したエリクソンは、その翌年にガナッシに移籍。61戦を通して2022年のインディ500を含む4勝を挙げ、今季最終3戦を残した現在、ランキング6位につけている。
アンドレッティ・オートスポーツについてエリクソンは「モータースポーツ界で最も伝説的な名前の一つ」であるとして、移籍は「夢の実現」だと語った。
またチームオーナーのマイケル・アンドレッティは「我々がレースやチャンピオンシップで勝つことを望んでいるのは周知の事実」であるとして、「そのためにはマーカスのような天賦の才能と強い意志を持ったドライバーが必要だ」と強調した。
ライアン・ハンター=レイの離脱以降、アンドレッティはここ2年、シリーズチャンピオンやインディ500ウィナー不在でシーズンを戦ってきた。
So many great memories with everyone at @CGRTeams !!! Thankful and proud of what we have achieved together. And we still have 3 races to go this season to make some more. I’m ready to give my everything to finish on a high with the no8 @huskiicespritz crew 💪🏻! Let’s do this #ME8 pic.twitter.com/0eYtVU5GEt
— Marcus Ericsson (@Ericsson_Marcus) August 23, 2023
アンドレッティは来季も4台体制でインディカーにフル参戦する計画で、2027年までの契約を持つコルトン・ハータと、新加入のカイル・カークウッドは2024年もチームに留まる事が確定している。
残りの1台には、現役レギュラードライバーのロマン・グロージャンとデブリン・デフランチェスコに加えて、デイル・コインのデイビッド・マルーカスの名前が取り沙汰されている。