2021年シーズンのF1世界選手権第2戦エミリア・ロマーニャGP初日プラクティスが4月16日(金)にイモラ・サーキットで行われ、メルセデス勢がトップで締め括った。

計2時間に渡って行われたセッションでは、クラッシュによる赤旗やスピン、マシントラブルが多発するアクションの多い1日となった。以下に”美味しい”ところのみを編集したハイライト動画を紹介する。

フリー走行2

午後のセッションでは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがターン18のアウト側の縁石に乗り上げた直後に「何かが壊れた」と無線で報告。ドライブシャフトの破損によって早々にヘルメットを脱いだ。

最終盤には母国レースのフェラーリ、シャルル・ルクレールがターン18へのアプローチの際にSF21の制御を失い、グラベルを超えて右フロントからアウト側のバリアに激突。セッションは赤旗中断となり、そのまま再開される事なく終了した。

F1公式編集の2分49秒のハイライト動画は以下。

セッションの詳細と順位結果は、F1エミリア・ロマーニャGP《FP2》結果とダイジェストを参照されたい。

フリー走行1

無線や映像、タイミングモニターなど、インフラの多くが障害に見舞われた午前のセッションでは、チーム無線が不通であった事が遠因でセルジオ・ペレス（レッドブル・ホンダ）とエステバン・オコン（アルピーヌ）がクラッシュを喫した。

注目の角田裕毅は電気系統のトラブルに見舞われ20番手最下位に。FP2に向けてCE（コントロール・エレクトロニクス）及びES（バッテリー）を交換する事となった。

チェッカーフラッグ後には、ニキータ・マゼピン（ハース）がVF-21のコントロールを失いスピンを喫し、ピットレーン出口のバリアに衝突。2度目の赤旗の原因となった。

F1公式編集の2分18秒のハイライト動画は以下。

セッションの詳細と順位結果は、F1エミリア・ロマーニャGP《FP1》結果とダイジェストを参照されたい。

F1エミリア・ロマーニャGP特集