左手を上げながらF1オーストリアGPのポディウムセレモニーへと向かうレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン

レッドブル・ホンダの優勝が確定、審議の結果お咎め無し…フェラーリ 控訴せず

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F1オーストリアGPのレーススチュワードは、決勝レース69周目のターン3で発生したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)のインシデントについてお咎め無しの裁定を下した。これにより、レッドブル・ホンダの優勝が確定した。

最前列2番グリッドからスタートしながらも、オープニングラップでポジションを落とし7番手から見事な巻き返しをみせたフェルスタッペンは、レース残り3周のところで、ラップリーダーのルクレールをストレートエンドのターン3でイン側からオーバーテイク。この際両者は軽くタイヤ同士が接触した。

フェルスタッペンはその後、ルクレールの3秒前でトップチェッカーを受けたが、ターン3での一件は、F1スポーティング・レギュレーション第38条1項及び、FIA国際スポーツ規則附則L第4条2項への違反の可能性があるとして、審議の対象となっていた。

審査団はレース後の現地午後6時、日本時間1日(月)午前1時より関係者に招集をかけ聴取を開始。映像証拠及び、当事者であるフェルスタッペン及びルクレール、そしてチーム代表者からの聞き取り調査を元に審議を行い、両者のドライビングがレギュレーション違反かどうかについて議論が交わされた。

その結果、スチュワードは「両車には譲り合えるような十分なスペースがないほどに接近していた」として、他に取るべきラインはなかったと判断。フェルスタッペン、ルクレール双方に落ち度はないとし、レーシングアクシデントとして処理した。

この結果、トップチェッカーを受けたフェルスタッペンの優勝及び、3秒遅れでフィニッシュしたルクレールの2位表彰台が確定した。フェラーリには裁定に対する異議申し立ての権利が与えられるが、これを行使しない予定だと明らかにした。

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